今日は、この書籍の著書の岡部玲子先生の
講座に行きました。
今、ショパンのバラードを弾いているので、
いろいろな出版社の楽譜を集めて比べている
私にとって、とてもタイムリーな講座でした。
ショパンの原典版と言われるのは、
エキエル版、ヘンレ版の新しい版、
ペータース版の新しい版
この3つだそうです。
エキエル版は、校訂者のエキエルの考えがかなり入っているので、原典版といっても、ちょっと…違うようです。
パデレフキー版は、ショパンの同じようなフレーズでも、ちょっとニュアンスを変えたものを、
全て統一してしまったことと、
(同じフレーズでも、ペダルが変えてあったりするところ)
異名同音を書き換えてしまったことが問題だということでした。
ただ、いろいろな版の違いを知っていて
その中から自分が好きなものを選ぶことは
有りだということでした。
版の違いで音などが違うと、
つい、どれが正しくて、どれが間違っているかと
考えがちですが、ショパン自身は、
レッスンしながら、音を書き換えたりしているので、
正しい、間違いというのはないそうです。
(校訂者が明らかに変えてしまったものは問題有りですが…)
今日の講座で、ますます楽譜に興味が湧きました‼︎
早速、ヤマハにあった新しいヘンレ版を買って帰りました!
ペータースの新版はなかったので、
注文しました!