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金沢ミステリ倶楽部

金沢ミステリ倶楽部の公式ブログ。

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第42回例会2011年に読んだ本のベスト

2024年06月24日 19時12分09秒 | 例会
金沢ミステリ倶楽部の例会を振り返ります。

第42回例会は2012年1月21日、参加者は15名で2011年に読んだ本のベストについて語り合いました。
◆1『鍵のかかった部屋』貴志祐介
2「幽霊妻」大阪圭吉
3『狐火の家』貴志祐介
4『長い廊下のある家』有栖川有栖
5「邪馬台国はどこですか」鯨統一郎
6『ゴーグル男の怪』(ドラマ)島田荘司
7『絹靴下殺人事件』アントニー・バークリー
8『貴族探偵』麻耶雄嵩
9『谷崎潤一郎犯罪小説集』
10『モーツアルトの子守唄』鮎川哲也
その他『メルカトルはかく語りき』、『鬼面の研究』、『追想五断章』
ドラマ「CSIシリーズ」「相棒10」「謎ときはデイナーのあとで」
◆ 1位『空飛ぶ馬』北村薫
2位『ビブリア古書堂の事件手帖ー栞子さんと奇妙な客人たち』三上延
3位『春期限定いちごタルト事件』米澤穂信
4位『少女たちの羅針盤』水生大海
5位『ビブリア古書堂の事件手帖2栞子さんと謎めく日常』三上延
◆『ぼくのメジャースプーン』辻村深月
・『世界は密室でできている。』舞城王太郎
・『エンドレス・ガーデン』片理誠
・『ウエディングドレス』黒田研二
・『黒い仏』殊能将之
・『フリッカー式』佐藤友哉
・『密閉教室』法月綸太郎
・『この闇と光』服部まゆみ
・『貴族探偵』麻耶雄嵩
◆1:処刑人ⅠⅡ(DVD)
2:幻夜(DVD)
3:『インザプール』&『ララピボ』
4:ミタさん(ドラマ)
5:インセプション(DVD)
◆谷崎精二訳『ポオ小説全集』
『死時計』『緑のカプセル』『殺人者と恐喝者』『幽霊屋敷』『帽子蒐集狂事件』(ディクスン・カー)
『魔術師』『吸血鬼』(江戸川乱歩)
森英俊訳の『これが密室だ』(ロバート・エイディ)『密室殺人傑作選』
◆1位『更年期少女』『孤虫症』真梨幸子
2位『ふたり狂い』真梨幸子
3位『ルームメイト』今邑彩
4位『謎解きはディナーのあとで』東川篤哉
◆1『二流小説家』デイヴィッド・ゴードン
2『卵をめぐる祖父の戦争』デイヴィッド・ベニオフ
3『毒入りチョコレート事件』アントニイ・バークリー
4『小説作法』スティーヴン・キング
5『乱れからくり』泡坂妻夫
6『三狂人』大阪圭吉 中島河太郎編『新青年傑作選1』
7『本棚探偵の生還』喜国雅彦
8『贖罪』湊かなえ
9『少女たちの羅針盤』水生大海
10『鞄図書館』芳崎せいむ
◆1位『ユリゴコロ』(沼田まほかる)
2位『痺れる』(沼田まほかる)
3位『彼女がその名をしらない鳥たち』(沼田まほかる)
4位『9月が永遠に続けば』(沼田まほかる)
5位『(映)アムリタ』(野崎まど)
6位『花の鎖』(湊かなえ)
ドラマ「相棒9」「新9係」「ハンチョウ」「科捜研の女」「美しい隣人」「ジウ」「家政婦のミタ」「砂の器」「愛人同盟」
映画「アンフェア」「八日目の蝉」「探偵はBARにいる」「ステキな金縛り」「SP」
ゲーム「トレジャーリポート」、アニメ「カイジ」
◆1池井戸潤『空飛ぶタイヤ』
2池井戸潤『下町ロケット』
3西尾維新『化物語』
4奥田英郎『ララピポ』
5今野敏『果断隠蔽捜査2』
6有川浩『クジラの彼』
7東野圭吾『夜明けの街で』
8桜庭一樹『私の男』
9司馬遼太郎『燃えよ剣』
10京極夏彦『ルーガルー』
✩アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」
✩奈須きのこ『空の境界』
✩吉田修一『悪人』
✩北川歩美『金のゆりかご』
◆有栖川有栖の『山伏地蔵坊の放浪』
◆『ビブリア古書店の事件手貼』三上延
『ビブリア古書店の事件手貼2』三上延
『写楽閉じた国の幻』島田荘司
『ゴーグル男の怪』島田荘司
『青年のための読書クラブ』桜庭一樹
『完全恋愛』牧薩次
『葉隠三百年の陰謀』井沢元彦
『ドS刑事』七尾与史
『卵をめぐる祖父の戦争』デイヴィッド・ベニオフ
『二流小説』デイヴィッド・ゴードン
映画「少女たちの羅針盤」「少女には向かない職業」
◆P・D・ジェイムズ『女には向かない職業』
◆『民宿雪国』(樋口毅宏)
『ユリゴコロ』(沼田まほかる)
『七つの海を照らす星』(七河迦南)
『刑事コロンボ完全捜査記録』
映画「恋の罪」「悪魔を見た」「アウトレイジ」「イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ」「今度は愛妻家」
◆飛鳥部勝則『堕天使拷問刑』
古野まほろ『天帝のあまかける墓姫』
歌野晶午『密室殺人ゲームマニアックス』
ジョン・スラデック『見えないグリーン』
ジェフリー・ディーヴァー『ウォッチメイカー』
東野圭吾『容疑者Xの献身』
東川篤哉『放課後はミステリーとともに』
道尾秀介『向日葵の咲かない夏』『シャドウ』
七河迦南『アルバトロスは羽ばたかない』
依井貴裕『夜想曲』
◆小野不由美「ゴーストハント」
◆『折れた竜骨』米澤穂信
『ユリゴコロ』沼田まほかる
『名探偵に薔薇を』城平京
◆1『雪が降る』(藤原伊織)
2『連続殺人鬼カエル男』(中山七里)
3『さよならドビュッシー』(中山七里)
4『ゲームの名は誘拐』(東野圭吾)
5『セカンド・ラブ』(乾くるみ)
◆戸板康二「グリーン車の子供」『劇場の迷子』、『家元の女弟子』
都筑道夫『雪崩連太郎全集』
渡辺温「父を失ふ話」、「可哀相な姉」
夢野久作「いなか、の、じけん」
ヘレン・マクロイ『割れたひづめ』『歌うダイアモンド』
◆1『アルバトロスは羽ばたかない』(七河迦南)
2『丸太町ルヴォワール』(円居挽)
3『マスカレードホテル』(東野圭吾)
4『開かせていただき光栄です』(皆川博子)
5『二流小説家』(デイヴィッド・ゴードン)
6『スイス時計の謎』(有栖川有栖)
7『放課後探偵団』特に「スプリングハズカム」(梓崎優)
8『結末のない事件』(レオ・ブルース)
9『フライアーズ・パードン館の謎』(フィリップ・マクドナルド)
10『太陽黒点』(山田風太郎)
11『ゼロの焦点』(松本清張)
「CSI科学捜査班第1シーズン第1話~第8シーズン第8話」(173話)「CSIマイアミ第1シーズン第1話~第2シーズン第6話(30話)」「CSINY第1シーズン第1話~第6シーズン第2話(119話)」計323話

第41回例会「乱歩の時代の挿絵師たち」

2024年06月23日 19時44分50秒 | 例会
金沢ミステリ倶楽部の例会を振り返ります。

第41回例会は2011年12月17日で参加者は11名で、県立図書館のおしゃべりサロン「乱歩の時代の挿絵師たち」(平野義久氏)に参加しました。
◆近況報告
『乱れからくり』(泡坂妻夫)『二流小説家』(デイヴィッド・ゴードン)『贖罪』(湊かなえ)「途上」(谷崎潤一郎)「父を失ふ話」「可哀相な姉」(渡辺温)『私は美人』(坂井順子)『遠野物語』。『クイーンのフルハウス』(エラリー・クイーン)『アミダサマ』(沼田まほかる)『告白』(湊かなえ)『ビブリア古書堂の事件手帖2』(三上延)『小袖物語』『鍵のかかった部屋』(貴志祐介)『邪馬台国はどこですか』(鯨統一郎)『文芸ミステリ』『贖罪』(イアン・マキューアン)『ファミリーポートレイト』(桜庭一樹)『コッペリア』(加納朋子)『殺人鬼フジコの衝動』(真梨幸子)『乱鴉の島』(有栖川有栖)『007白紙委任状』(ディーヴァー)『ユリゴコロ』(沼田まほかる)『開かせていただき光栄です』(皆川博子)
映画「SALT」「第9地区」「ミレニアム1~3」「アリスインワンダーランド」
ドラマ「境遇」「科捜研の女」「相棒」「謎解きはディナーのあとで」「CSI」「コールドケース」「家政婦はミタ」


第40回例会能登ミステリツアー&牡蠣フルコース

2024年06月22日 19時36分00秒 | 例会
金沢ミステリ倶楽部の例会を振り返ります。

第40回例会報告2011年11月19日参加者は5名で、能登ミステリツアー&牡蠣フルコースでした。
2年前の金沢ミステリツアーの続きとして、石川県のミステリファンとしては、松本清張の『ゼロの焦点』の舞台となった「ヤセの断崖」を見なければならないだろう、ということで、能登ミステリーツアーを企画しました。それに3年前好評だった穴水での牡蠣フルコースをセットにしました。
能登ミステリツアーは、2年前の構想では「コスモアイル羽咋」と押水の「モーゼの墓」を加えていたのですが、「コスモアイル羽咋」は入館料のわりには…、「モーゼの墓」はたどり着くまでがたいへん、というご意見をいただき、外してしまいました。
金沢を9時に出発すると、下道を通って一路「ヤセの断崖」に向かいました。あいにく雨が降っていましたが、道中の紅葉はとてもきれいでした。
11時過ぎには「ヤセの断崖」の駐車場に着き、地震後整備されたと思われる通路を歩いていくとヤセの断崖に着きました。柵があって、最初左手向こう側に見える崖が「ヤセの断崖」かと思いました。実際アベックが向こう側の崖をバックに写真撮影をしていました。柵より先が「ヤセの断崖」らしいとわかりました。
柵の向こうに行かないのが鑑賞マナーであるとの看板があり、残念ながら行けない(以下省略)。
ケーキ店「シュクレ・ブラージュ」へ行った後、穴水の「もりそば」に向かいました。13時10分頃には到着しました。
座敷で牡蠣を焼ける炭火のいろりがあり、各自ザルみたいな入れ物に盛られた牡蠣を焼きました。牡蠣は焼けると口を開け、手袋をしてナイフでさらにこじ開けて食べますが、熱い汁が手袋を通して手について熱かったです。問題は、焼けていても開かない牡蠣もあり、無理矢理こじ開けるとすでに焦げていることがありました。牡蠣は焼きたてで、おいしかったです。焼き牡蠣の他には、もずく、牡蠣めし、そば、たくあんが出ました。満腹でした。
来年は香箱蟹ツアーとか、氷見とれたて魚ツアーとかがいいという話が出ました。そうなるともはやミステリ倶楽部ではなく、グルメ倶楽部ですが…。日帰りでは酒が飲めないので、合宿という話もあり、富山の船でしか渡れない宿に合宿したらいいという話が出ました。ミステリ倶楽部が船でしか渡れない宿で合宿したら必ず事件が起こるはずです。



第39回例会『緑のカプセルの謎』読書会

2024年06月21日 19時30分18秒 | 例会
金沢ミステリ倶楽部の例会を振り返ります。

第39回例会は2011年10月15日、参加者は9名で『緑のカプセルの謎』(ディクスン・カー)を読みました。
「時代を感じることはなく、よくまとまっている」
「謎が提示されて、それを解いていく形になっている」
本作は、カーの代名詞でもある「密室殺人」ではなく、どちらかといえば地味な仕上がりの「心理トリック」もの。
「カーは、いろいろな知識を埋め込んでいくので、長編は長い感じを受ける。だから短編の方が好きだな~。」
「この本にも出てくるけれど、途中で知識の披露(密室の講義だったり、ここでは毒殺の講義だったり)があるので、カーという人は知識が深いんだね。」
「クイーンは、謎ときに集中していくけれど、カーは、もっと読み物的な文章も加えてるよね。」
「作中の人物では、ハウスキーパー的な存在の人たちに対しては、やけにあっさりとしか触れていない。もう少し描写があってもいいんじゃないの」

◆近況報告
読んだ本「六波羅一輝シリーズ」(鯨統一郎)『よろずのことに気をつけよ』(川瀬七緒)『完盗オンサイト』(玖村まゆみ)『8の殺人』(我孫子武丸)『緋文字』(エラリー・クイーン)『撓田村事件』(小川勝巳)『おまえさん』(宮部みゆき)『螺鈿迷宮』(海棠尊)『禿鷹2』(真山仁)『モーツアルトの子守歌』(鮎川哲也)『迷路荘の惨劇』(横溝正史)「夜明けの街で」(東野圭吾)『女には向かない職業』(P・D・ジェイムズ)『マスカレードホテル』(東野圭吾)
映画「日本の一番長い日」「戦争と人間」「飢餓海峡」「モテキ」「処刑人2」「レベッカ」
ドラマ「家政婦のミタ」「下町ロケット」「ケイゾク」「CSINY」「二枚のドガの絵」「24ファイナルシーズン」「蜜の味」


第38回例会「三本指の男」鑑賞

2024年06月20日 19時14分19秒 | 例会
金沢ミステリ倶楽部の例会を振り返ります。

第38回例会は2011年9月17日、参加者は10名で戸川さんが貸して下さった映画「三本指の男」を鑑賞しました。
「途中寝てしまった。○○を忘れていた」
「中尾彬の「本陣殺人事件」を前回観なかったが、何十年前かに深夜番組で観た。古文書の文章の続きがどうしてわかったのか不思議。原節子、きれいだった。寝ているのに眼鏡をしていた。杉村春子は若いのか年寄りなのかわからなかった。後半いらないかも」
「『本陣殺人事件』を読んだが、名前と顔が一致しなかった。○○にビックリした。ラストあっけにとられているうちに終ってしまった」
「○○○が変装してたのにビックリした。廊下での飛ばしあいに笑った。原節子すごいと思った。あまりおどろおどろしくなかった」
「○○○、こんなのもありかと思った。二人死んでいるのにみんなあっさりしている。おばさんだけががっかりしていた。奥田 中尾彬の現代版には違和感を覚えたが、より横溝正史らしい感じがした。着物ではないけど、片岡千恵蔵の金田一はより金田一らしい気がした。賢蔵の内面が描かれていて、○○の推理が理解できた。○○○○にあら、と思った」
「雪降ってないくらいで「本陣」らしいと思った。コトジとか証拠を素手で掴むんじゃないと思った。眼鏡の人の髪型がどうなっているのか不思議だった。犯人が何をしたかったのかわからない。○○○○○。廊下で投げるシーンが面白かった。○○○ の変装にビックリした」
「片岡千恵蔵が6本も金田一の映画を作っているのを知らなかった。途中で寝てしまったが、クライマックスは目が覚めた。横溝風が出ていた。昔の映画は大スター中心でカメラを回すので、片岡、原のアップが多かった。現場の家がセットでもしっかり作ってあった。懐かしい雰囲気だった。宮口精二が相変わらず渋かった」
「前回は中尾彬のジージャンで、今回は片岡のスーツでビックリした。最後廊下のシーンが笑いそうだったが、他の人は笑ってなかったのでこらえるのがたいへんだった。巴投げがすごかった。警察官が弱すぎ。原作が記憶から消えてしまった」
「○○○が変装しているとは思わずビックリした。凶器を運ぶシーンが忠実に再現されていて良かったが、金田一がこれは自殺ではないと断定したのがよくわからなかった」
ちなみに好きな金田一耕助の俳優を聞いたところ、石坂浩二7票、古谷一行1票でした。石坂浩二も古谷一行も観たことないメンバーが数人いて、「若いねぇ」との声が。

◆近況報告
読んだ本『空飛ぶタイヤ』(池井戸潤)『野ブタをプロデュース』(白岩玄)『永遠の0』(百田尚樹)『虚言少年』(京極夏彦)『密室殺人マニアックス』(歌野晶午)『緑の毒』(桐野夏生)『テロルのすべて』(樋口毅宏)『本棚探偵の冒険』『本棚探偵の回想』(喜国雅彦)『10ドルだって大金だ』(ジャック・リッチー)『歌うダイアモンド』(ヘレン・マクロイ)『クリスティ百科事典』『TWELVEY.O.』(福井晴敏)『名探偵に薔薇を』(城平京)『樹海の伝説』(折原一)『緋文字』(エラリー・クイーン)『ビブリア古書堂の事件手帖』(三上延)『春期限定いちごタルト事件』(米澤穂信)『夜は短し歩けよ乙女』(森見登美彦)『本陣殺人事件』(横溝正史)『ある少女にまつわる殺人の告白』『往復書簡』『花の鎖』『ユリゴコロ』(沼野まほかる)『読後消却のこと』(ヘレン・マクロイ)『愛犬家連続殺人』(志麻永幸)「闇金ウシジマくん」(真鍋昌平)『柳生十兵衛死す』(山田風太郎)『貴族探偵』(麻耶雄嵩)『戦慄の十三楽章』
映画「十三人の刺客」「インビクタス」「GANTZ」「ナルニア物語3」「七つまでは神のうち」「イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ」「ヤコブへの手紙」「ブラックスワン」「探偵はBARで待つ」「アンフェア」
ドラマ「下町ロケット」「魔術はささやく」「砂の器」「ラストマネー」「荒川アンダーザブリッジ「勇者ヨシヒコと魔王の城」「陽はまたのぼる」「第三の時効」「工藤新一」「ジウ」「ブルドクター」「新警視庁九係」
マンガ「ゲームの館の殺人」「JOJO5部、6部」