
この帯はなんのミステリでしょうか?
『後期クイーン的問題』が
炸裂した問題作にして
マイ・ベスト・ミステリ。
私はこれで探偵観が変わりました!
ーーー麻耶雄嵩推薦
名探偵エラリイ
最大の事件にして
本格推理小説の極北、
ついに新訳。

第57問の答えは
…
明日。
コメントで解答を書いてみてね。
第56問

の答えは
『重力ピエロ』(伊坂幸太郎、新潮社、2003)でした。
帯の言葉は裏にも続きます。

世に面白い小説は多々ありますが、本当に「新しい」ものはそうあ
りません。奇をてらったり、変に前衛的な作品は、すぐに色あせ
てしまいます。もっとこう、根本的に今日的な、「同時代文学」が
読みたいと、ずっと思っていました。そんな折り、預かった原稿
を読みながら、僕は知らず快哉を叫んでいました。
「なんだ、小説まだまだいけるじゃん!」と。
気に入った箇所を、何度も読み返していました。誰かと感想を語
り合えないことを、あれほど残念に思った夜はありません。
それが、この『重力ピエロ』です。
これは、小説の持つ面白さ・秘めたる力・無限の未来に改めて気付
かせてくれた大切な作品です。だから、敢えて「是非に!」と申し上
げます。とにかく読んでみて下さい。小説好きで良かった、と素直
に喜べる瞬間に出会えることをお約束いたします。 担当編集者
この熱い言葉は小説(作家)と編集者の幸せな出会いを感じさせ、
読者と小説の素敵な出会いを約束しています。
この帯は新潮社の担当編集者、新井久幸さんによって書かれました。
『重力ピエロ』は2009年に映画化されました。


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