NPO法人、市民設立は7割 半数が寄付金収入ゼロ(朝日新聞) - goo ニュース
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/business/K2010050200840.html
NPO法人の法人格の理念が、
市民の活動を促進する、市民活動促進法にもとづく法人格であることに
あらためて身を置き直すと、市民設立7割は不思議な数字だ。
残りの3割の回答の仕方が不思議と考えたほうが良いのかもしれない。
前身の団体がどうあれ、NPO法人となる際には、
マインドチェンジが必要だったところを、してこなかったことに
無自覚に回答しているのだろうな、と数字を眺めた。
寄付を集めているところが半数というところでは、
「寄付」が市民の自発的な資源の提供=ボランタリーな活動形態の一つであることが、
意識として浸透していない社会文化的背景と、
そう知らしめていくこともNPO法人の役割の一つであることを、
NPO側が忘れていたり、手を付けられなかったり、怠けていたりということが
あるのだろうと思う。
私自身が長くNPO法人の運営に携わってきて、そのあたりの
意識をどのくらい整理して持ちえたか、
省みる時間だったのが、この「非営利組織評価基準検討会」の一員として、
現場に長く身を置いて活動を続けてきた振り返りをしながら考えたこと。
この現状をネガティブに理解するのではなく、
課題の提示であり、課題の打破が、
市民が主体性をもって活動しやすくしていくための
手がかりであると、考えてもらえたらいいな、と思う。
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/business/K2010050200840.html
NPO法人の法人格の理念が、
市民の活動を促進する、市民活動促進法にもとづく法人格であることに
あらためて身を置き直すと、市民設立7割は不思議な数字だ。
残りの3割の回答の仕方が不思議と考えたほうが良いのかもしれない。
前身の団体がどうあれ、NPO法人となる際には、
マインドチェンジが必要だったところを、してこなかったことに
無自覚に回答しているのだろうな、と数字を眺めた。
寄付を集めているところが半数というところでは、
「寄付」が市民の自発的な資源の提供=ボランタリーな活動形態の一つであることが、
意識として浸透していない社会文化的背景と、
そう知らしめていくこともNPO法人の役割の一つであることを、
NPO側が忘れていたり、手を付けられなかったり、怠けていたりということが
あるのだろうと思う。
私自身が長くNPO法人の運営に携わってきて、そのあたりの
意識をどのくらい整理して持ちえたか、
省みる時間だったのが、この「非営利組織評価基準検討会」の一員として、
現場に長く身を置いて活動を続けてきた振り返りをしながら考えたこと。
この現状をネガティブに理解するのではなく、
課題の提示であり、課題の打破が、
市民が主体性をもって活動しやすくしていくための
手がかりであると、考えてもらえたらいいな、と思う。