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ことりのあしあと

ほんのわずかなじかん、立ち止まって耳をすませて自分を見つめたい。そんなあしあとをペタペタとのこしています。

日本NPO学会報告@言論NPOWEB

2010年03月17日 19時32分55秒 | NPO
先日の日本NPO学会報告が
言論NPOのホームページで翌日には早速にアップされました。
言論NPOは、ほんとうに仕事がはやいです。

http://www.genron-npo.net/society/genre/cat158/14.html

頭が真っ白な中で、必要なことを言えたのか
言うべきことを言えたのか
役割を果たせたのか、
わからぬままに終わってしまったのですが、
報告の中に、私自身の発言で

「NPOはNPOのためではなく、社会のために存在している。
市民ひとりひとりが変わっていくためのツールとしてNPOがあるのだと思う」

と書いてくださっていて、
あぁ、流れの筋に添っていたかどうかは自信がないけれど、
言わんとしたことは言ったんだなぁ、と
ほっとしました。

先日の
『全労済の公募研究シリーズ10』の報告書に続き、
『「エクセレントNPO」とは何か-強い市民社会への「良循環」をつくりだす』にも、
名まえを連ねさせていただき、果たせた役割よりいただいたものの
ほうがはるかに多い中で、ありがたいことと感謝の想いでいっぱいです。

日本NPO学会第12回年次大会「公募パネル」望ましい非営利組織の条件と評価基準

2010年03月14日 09時06分17秒 | NPO
日本NPO学会第12回年次大会「公募パネル」望ましい非営利組織の条件と評価基準

というパネルディスカッションのメンバーの一人として、
13時半から立命館大学では学会に参加する。

学会は古典の研究者を目指していた博士課程1年の時に発表して懲りている。
ちょっと怖い思い出。
それ以降、というか古典文学研究を離れて以降、学会なるものに極力近づかないように
していたのだけれど。

本当ならば、昨日、同じ学会で先日発刊した全労済協会の公募研究のレポートを
共同研究者の林さんとする予定でもあった。
でも、こちらは逃げてしまいました。
お仕事、というお題目がたったのが幸いしました。


今回、基準作りの検討会にお誘いいただき、議論する中で、
私自身の目指す社会というのはどういうものなのかな、ということを、
他者とのやりとりの中で深めることができたことと、
目指したい社会と、それに向けて私はどんな切り口からも
どんな形からでもいいから邁進しよう、という
軸を自分自身の中に立てることができた。

今日は、その感謝の思いをお返ししたくて、学会恐怖症を克服するべく、
参加させていただく。


きっと発表の中でみなさんの声に耳を傾け、
かつ、自分自身から飛び出す言葉に耳を傾けることで、
再び、さまざまなことを思いめぐらすことになるだろう。


だけど、たぶん、どんな議論の展開があってもぶれない軸はすでに立っている。

それはチャイルドラインの活動が私の中でどう位置づき、
なくそう子どもの貧困ネットの活動がどう私の中に位置づき、
サイバー大学でのボランティア論のお手伝いがどう位置づき、
保育園での運営会や自主企画や、
これからはじまるPTAにおいても、すべてにおいて、
一本の軸として、定まっていることの安定が私を支えてくれる。


軸は、言ってしまえば、
ひとりひとりが社会を構成している「ひとり」なんだな、と実感できる社会づくり。
ひとりひとりの思いが、社会を変えていける社会づくり。
ひとりひとりが変わっていける社会づくり。
ひとりひとりから変わっていける社会づくり。
そのひとりひとりが手をとり合える社会づくり。
担える人が担えることを担おうとした時に応援できる社会づくり。


言葉を変えるとみんな違って見えてしまうのは
まだ私の言葉の力が弱いからなのだけど、
どれもおんなじことを言っている、つもり。


そのために「NPO」という枠組みができることはなんだろう、ということを話す。
「NPO」のための一人ひとりの市民ではなく、
一人ひとりをいかすための一つの枠組みとしての「NPO」がどうあればいいのか、
ということをお話する時間。


やっぱりちょっと怖いな、学会、と思っているので、早くに目が覚めてしまった。
だから、「高校無償化法案」(?)や「子ども手当法案」(?)への
アンチテーゼを発信しつつ、じゃぁ、私の立ち位置は、と
確認するように自分に言い聞かせている朝の時間。


今日はいいお天気。うれしい。
青空が、うれしい。

全労済協会公募研究シリーズ10 「生きる価値の再構築」~NPOで働く若者からはじまる市民社会の創造~

2010年03月09日 19時28分24秒 | NPO
(先日UPいたしました。あらためて全労済協会とのご相談の上で公開させていただきます)
全労済協会の公募研究シリーズ10報告書としてとして、行った調査研究が2010年2月4日に発行。わずか1カ月で発行元にも私たちの手元にも残部がほとんどない状態。窮余の策として、共同研究者の林さんの手をわずらわせて、下記URLにてアップさせていただいた。
http://www.mogisenkyo.net/hayadai/data/index.html
ここの「ダウンロード」をクリックすれば、ダウンロードできます。
(全労済協会の配慮を得てアップしております。読まれた上で利用ご希望の方はご連絡いただければ幸いです)

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育児、家事、仕事、をしながら、さらに調査研究は、欲張りすぎたと思っています。

でも、この調査研究があったから、育児も家事も、仕事も、がんばれました。
それはまごうこと無き事実。

この研究をまとめたことで、私は生きていくためのより所を得ました。
どこに立ち、何に向かい、進むのか、見つけることができました。


チャイルドラインの子どもに向かう活動は、かけがえのない仕事の一つです。

そのベースを支えているのは、この研究で示した
多くの市民の方々が主体的に社会にコミットメントしていける仕組みを作ること。
そして、「働く」ということに、ほこりを持って挑めることです。

それも、これから社会の中心にならんとする年齢層の30代から40代が。

そして、これからこの日本の立て直しを、牽引していく役割を
どうしたって果たしていかなくてはならないNPOの方々が。

生きること、働くことは、自身の欲などぽ~んと飛び越えます。
それが許される社会でありたい。

日々の食住のための仕事すら得られない人がいる事実に向き合う一方で、
日々の食住など忘れて没頭する社会に対する任務を見つけてしまった人たちがいる。
その人たちが、どちらもが、生きていて良かったと思える社会を作っていきたい、
そんな社会を、むむちゃんに、ぷうちゃんに残したい、そう願っています。

3月10日「自殺と貧困から見えてくる日本」

2010年03月06日 08時09分55秒 | NPO
平日夜のイベント予告です。
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自殺と貧困から見えてくる日本
           ~生きていてもいい。つながりから広がる私達ができること~
 【日  時】   2010年3月10日(水) 17時30分(開場) 18時00分(開演)~20時40分(終了予定)
 【共  催】   反貧困ネットワーク、NPO法人 自殺対策支援センター ライフリンク
 【場  所】   日本教育会館3階(一ツ橋ホール) :東京都千代田区一ツ橋2-6-2
 【参加費】   500円
 【定  員】   800人
 【申  込】   事前申し込みのご協力をお願いします。  
 【情報保障】     要約筆記と手話通訳有り
 【当日配布資料】  困った時の相談先リスト
 【次 第】(予定)
■18:00 シンポジウムの趣旨説明・自殺と貧困に関する映像紹介
■18:20 自死遺族・未遂者当事者発言
■19:00 長妻大臣挨拶・パネルディスカッション
■20:40 終了予定     
■パネリスト(予定)
・福島瑞穂    内閣府自殺対策特命担当大臣
・香山リカ     精神科医・立教大学現代心理学部映像身体学科教授
・湯浅誠      反貧困ネットワーク事務局長
・清水康之    内閣府参与・NPO法人ライフリンク代表
・コーディネーター  中下大樹(僧侶)

http://www.lifelink.or.jp/hp/0310_sympo_2010.html

【イベント告知】3月7日「指定管理者をめぐる 正しい評価のツボ」

2010年02月28日 08時22分55秒 | NPO
プラットホームフォーラム2010
指定管理者をめぐる 正しい評価のツボ~指定管理者の目線、行政の目線、研究者の目線~」

日時:3/7(日)13:30~17:00

第1部:
指定管理者の評価のあり方「評価制度は自らが作る!」 評価制度を導入・研究している全国の女性関連施設の指定管理者からの発表

第2部:
大田区の場合「地域力と指定管理者制度」 地域力推進のけん引役・野田隆大田区副区長

第3部:
「地方自治体における指定管理者の評価」 北大路信郷明治大学公共政策大学院ガバナンス研究科教授

会場:大田区立男女平等推進センター「エセナおおた」

参加費:1,000円(資料代)

申込: e-mail、 fax(03-3765-2699)で、①「プラットホームフォーラム参加申込」②〒住所、③名前(ふりがな)、④電話番号・FAX番号、⑤所属団体を記入して申込み。

問合せ:NPO法人男女共同参画おおた(tel&fax:03-3765-2699)

詳しくは添付のチラシをご覧下さい。
http://www.escenaota.jp/data/2009_3platform.pdf