今回のご依頼は直方市のY邸新築外構工事です。
前回の記事はこちら。
まずは前回のおさらいから。
今回の工事範囲は玄関周り、カーポート、門塀、植栽、照明、裏庭までかなり広範囲に渡る工事になります。その中でも門周りをレンガで仕上げ、玄関周りの階段、花壇とスロープ部分をコバで仕上げたところまででした。
今回は、建物の外観や門周りとは対象的に、このお宅の印象に強く残りそうな象徴的な「裏庭的」工事が中心です。
テーマは「箱庭」。
いかんせん写真が少ないのでわかりずらいのですが、石組みと蹲に加え、
延段を配置しました。延段は山目地にして目立たせてます。
枝折戸を付けて区切りを付け、和風の雰囲気を醸します。
植栽は一番悩むところですが大抵の場合、箱庭は日陰になっていることが多いため
よく見極めて選択します。
今回はシシガシラ、カクレミノ、ナンテン、イロハモミジなどですっきりと。
さらに下草にまとめてます。
あとは四つ目垣をして、タマリュウを植栽して築山を整地して…
最後に仕上げに伊勢砂利でお化粧しました。
次に行なった工程は玄関向かって右側。
前回で作業したコバ積みの花壇とスロープ、玄関口に向かっての階段を仕上げた
後に植栽です。
やはり、前回のコバ積み段階では全体像がぼんやりしか浮かびませんでしたが、
植栽をするとやはり違います。いい感じです。
サツキツツジにオタフクナンテン、高木はシンボルツリーとして、エゴノキ
（これは少し日当たりがよすぎるので少し心配ですが）、あとは既存の
サザンカなどでまとめました。あと写真右の低いレンガの門柱!これがなんとなく
ワンポイントです。
次回はカーポート周りの工程に入っていきます。
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