鞍手郡K邸石垣擁壁外構工事

2016-12-12 18:13:58 | ②外構(駐車場拡張工事など)

今回も前回に続き和風外構工事です。鞍手郡外構工事


最近では少なくはなってはきましたが、自然石の乱積みの石垣です。
今回は大分石での施工で、和風のお宅にはやはり良く似合いますね。


かなり大きな敷地の、ご自宅ですので長い、長い石垣です。本当は石垣の上に、白壁も造る予定でしたが、せっかくの、豪快な自宅も見えなくなるので、あえてこのままです。


石組みの手法は、他にも有りますが乱積み以外の組み方の場合、比較的規則的な石の配置になるのでそれほど難しくはありませんが、今回の乱積みの場合は変則的な石を使用する場合が多いので配置に気を配る必要があります。


また、大事な部分として強度は絶対です。石垣擁壁


本来セメントで目地は入れたくはなかったのですが、強度面の考慮とお客様から
「草が生えてくるのは嫌だ」と希望があったので、今回は目地を山目地に詰め込んで
見栄え良くしています。


現在庭園のほうはアプローチのみ改装されていて、樹木が植栽してあるだけです。
お庭の中は少し手を入れる必要がありそうですが、整理されるとのことなので立派な和風庭園に見えるでしょうね。


石垣自体も結構距離があるので豪快でしょ。


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和庭園風テラス外構工事

2016-12-02 09:44:45 | ②外構(駐車場拡張工事など)

今回のご依頼主は落ち着いた感じもありながらも純和風とまではいかない、今どきの和風なお宅での和庭園風テラス外構工事です。


今回のご依頼主からの希望は、「今の環境や雰囲気は残しつつ、管理がやりやすい庭にしてほしい」でした。


元々このお庭は苔庭(杉苔)が覆われた、たいへん落ち着いた感じのお庭でした。 しかしこの杉苔は苔の中で栽培が難しく、広範囲に渡って密度を保つのには非常に管理の大変な苔です。


そこで提案させていただいたのは 「杉苔を残した、新しい和庭園風テラス」でした。 杉苔の管理などを考慮し、フォーカルポイントとして「蹲」を庭の中心に配置し、周りの環境との調和を図りながら「和」の庭園を仕上げました。


和庭園外構工事


ここでポイントとなったのは、フォーカルポイントでもある「蹲」。 せっかく変化させるのならと、御影の張り石にあわせ立ち石を並べて、カケヒは椿の中から、のぞいてでてくるように趣向を凝らしました。


苔庭(杉苔)の部分を野面積みの低い石垣で、土留めにしテラスの床面には、御影石の切石を張って、よりいっそう、和を強調した仕上げにしました。


円形の花壇にはエゴノキを。周囲は石積みと、石作りのいすを、配石しています。


和庭園バランスの出来上がりにも満足です。 もちろんご依頼主からもご満足いただきました。


こんな和風テラスもちょっと良いでしょ?



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