![Tikuzentakatori730_2 Tikuzentakatori730_2](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/7f/79c08207f8cb6a9047b63ede020b1f1e.jpg)
鷹取城は標高630メートルの鷹取山頂に所在する山城です。
古く平安末期の築城と伝える資料もありますが、戦国期には毛利鎮実の居城となります。
江戸時代になると、黒田氏が筑前の領主になります。初代藩主の黒田長政は、国境警備のため筑前六端城と呼ばれる支城を主に豊前国境に配置します。
そのひとつの鷹取城には城主として「黒田節」で著名な母里太兵衛が置かれます。
このとき城は大規模に修築され、高さ5mの石垣を二重に築き、隅櫓を備えた瓦葺きの近世城郭に生まれ変わります。
しかし、元和元年(1615年)には豊臣家が滅亡し、いわゆる一国一城令が出され鷹取城は廃城となります
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