特定非営利活動法人 絆JAPAN

長野県諏訪市渋崎1792-394
東北支部 石巻市渡波字栄田156

名振コミニュティセンター

2011年06月19日 | 震災支援
17日の夜諏訪を発ち、一路名振を目指す。
今回は小澤さんと二人旅、トラックの運転は私一人、さすがに疲れ睡魔に襲われる。
途中何度か仮眠をとり名振についたのは8時を過ぎていた。

名振に着くと大和美代子さんら女性陣が、笑顔で出迎えてくれた。
男衆は浜に出でがれきの撤去作業をしていると言う。

仮設住宅はすでに完成していて、竣工検査も終わったそうだがいまだに入居がされていない。
まだ入居の許可が出ていないとの事、こんな緊急時でも相変わらずお役所仕事、市の職員も一生懸命やっていることは、何度も見て理解できるが、臨機応変さに欠けると思う。

避難所の横でソーラー発電パネルとソーラーランタンを見つけた。
電気が復旧するまでこれでしのいでいたの事、ランタンは未だとても重宝に使っていると言う。
避難所は体育館と同じ設備なので、照明をつけると寝るのには明るすぎるし、夜トイレなども困ると言う。
ランタンを枕元に置いたり廊下や通路の両側において足元を照らすのに良いそうだ。

このランタン初めて見たのは今年のアースディの会場だ。
インド製で、国連UNHCR協会がアースディの会場で展示してあり、その時に石巻の避難所に配布した言っていた。
そのランタンと名振でお目にかかれ、とても役立っていてなぜか嬉しかった。
アースディの時国連UNHCR協会の担当者に1台くれと言ったら断られた。

一度の充電で9時間から10時間も点灯する優れもの、国内では販売されていないと言う話だ。
居間でねちょっと欲しいなと思う。