今日は船越に来ています。
今日は少し肌寒く、海は穏やかです。
今日船越へ来た目的は、船越レディースが作っている硯石のペンダントのサポートです。
船越の硯石のペンダント・ストラップは、人気でいろいろなボランティア団体などが、
イベントやお店で販売してくれて、フランスまでも行っています。
しかし船越のお母さんたちの本業は漁や養殖、浜仕事です。
これから暖かくなり本業が本格的に始動すれば、なかなかペンダントに手が回らなくなります。
そこで最初に石巻で店置きしてくださった、かめ七呉服店さん後輩で、かめ七さんで知り合った
美大生に絵付けのサポートができないか、話したところ今日の船越訪問になりました。
今日船越まで来てくださったのは、武蔵美大のももちゃんをリーダーに、武蔵美大が2人
玉美大が2人の4人の女子大生です。
さっそく、お母さんたちと並んで、絵を描き始めました。
さすがに美大生、お母さんたちが合格点だす腕前です。
うまくいけば石を持ち帰り、東京で書いて、船越へ送れば、かなりのサポートになりそうです。
船越では、3.11に向けて大量注文が来ていて、日曜返上で作っています。
25日は雄勝町のイベントもあり、そこでも販売するとの事です。
このペンダントは、船越復興のシンボルだと私は思っています。
だからこそ生産と販売を継続してほしいのです。
船越の若い衆?
昨年作った下の作業スペースでは、元若い衆が硯石の研磨と穴あけをしていました。
他の方は瓦礫撤去や他の仕事に移って、今は少ない人数でやっているそうです。
中里さん話しをして、暖かくなったら、ボランティアを募って石磨きツアーを企画することにしました。
旧船越小の校舎に泊まって、何日か石磨きや穴あけのボランティアをやるツアーです。
天然もの
船越の天然もの海産物の生産が始まっています。
手作りの窯で、ワカメの釜揚げもします。
震災直後にいち早く復興に向け立ち上がった、船越の浜の人たちはたくましさを、再度感じています。
船越の復興のために、ここのトイレを復旧させねばと、代表の中里さんと話しました。
浄化槽を入れて、トイレを建てて、浜の人やボランティアの人たちが、安心して作業ができるためには、
どうしてもちゃんとしたトイレが必要です。
早速トイレプロジェクトをやることにしました。
まずは資金つくりとプランニングです。