特定非営利活動法人 絆JAPAN

長野県諏訪市渋崎1792-394
東北支部 石巻市渡波字栄田156

グローバルフェスタJAPAN2011

2011年08月31日 | 国際協力
今年も10月1日2日に日比谷公園で、グローバルフェスタJAPAN2011が開催される。

http://www.gfjapan.com/

今日事務局より、出展決定の通知と説明会開催の案内が来た。
説明会はなんと明後日9月2日の16時から広尾のJICAで行われるとの事。
あまりにも急すぎる。

今年は震災や政治のごたごたで、外務省のスタートも遅かったし、
代理店の決定も遅れたので、スケジュール的にタイトなのはやむ得ないが、
出展団体は大忙しになる。
人材豊富な大手NGOは良いだろうが、一人何役もこなす弱小団体は大変だ、

ともかくスケジュール調整と準備に掛かり、震災支援と同時進行でやるしかない。
メンバーとボランティアの皆さん、今年も当てにしています。


輸送費

2011年08月30日 | 震災支援
今日は、諏訪湖イベントホールから残りの寝具を運び終えました。
暑い中ボランティア皆さんで運び、絆JAPANの倉庫で整理積み替えをしてくださいました。

来週から石巻への輸送を再開して、冬に間に合うようにしたいと思っています。
私はこれから輸送費をねん出するために、新しいプロジェクトのミーティングに東京へ行ってきます。

支援物資

2011年08月29日 | 震災支援
名振の仮設住宅にお住まいの方から、除湿機が欲しいと要望があった。

多くの仮設住宅は工事用のプレハブに毛の生えた程度の建物で、鉄骨の柱はむき出し、
これが夏は熱気を、冬は冷気を持ち込み結露の原因となる。

壁は中外鉄板間に断熱材は入っているものの、夏は暑く冬は寒い、その上調湿効果ゼロなので、室内は湿気る。
ほって置けばカビは生えるし、布団などはしめっほくなる。

これから除湿機と暖房機は必需品になるだろう。
フェイスブックに書き込みしたら、さっそく東京の女性からメッセージが来て、1台送って下さることになった。
ありがたい事だ、あと数台あると仮設住宅の方たちで使いまわしができるとの事、本当は一軒に1台づつあれば良いのだが、何とかしたい。

冬に向けて、こたつ布団や毛布を支援物資倉庫に移動したのでね倉庫の中はかなりの量になった。
 

今まで多くの方々から寄せられた物資も整理が出来ている。
昨日チャリティ上映会で集まった物資もね整理をして、一緒に運べるだろう。
後の課題は輸送費のねん出だ、もうひと踏ん張りしないと、現地に届かなくなる。


エクレールお菓子放浪記

2011年08月28日 | 震災支援
今日諏訪市駅前市民会館で「エクレールお菓子放浪記」東日本震災チャリティ上映会が開催されました。
諏訪二葉高校の「つながり隊」を中心に、PTAも協力して、実行委員会を組織してチケット販売、会場準備と、この1か月間取り組んできました。
絆JAPANも高校生たちと一緒に、チケット販売をしたり、会場で受付したり、震災支援の一環として石巻の物産販売をしました。
  
会場入口では、支援物資の募集、募金活動など多くの方々が支援物資を持って来場して下さり、目標の400人を超えて約500人の方が映画を見て下さいました。
さすが二葉高つながり隊。

実行委員長の土橋さんから、エクレール(英語でエクレア)の差し入れを頬張るつながり隊
   

受付や募金、お茶のサービスなど大活躍のつながり隊の面々
  

今日集まった支援物資は、シャンプーや石鹸、Tシャツや下着などの生活物資がワンボックスカー1台分です。
絆JAPANがお預かりして、仕分け整理して石巻市の被災された方々にお届けします。

船越

2011年08月27日 | 震災支援
いずみ書房さんが、机やいすや書棚などを復興に役立て欲しいのでどこか必要としている所を紹介して欲しいと、前々からお話がありましたので、
復興に向けていち早く拠点を作り、漁業と地域の復興に取り組んでいる、雄勝半島の船越ホダデ協業部会さんと、お繋ぎいたしました。

いずみ書房さんは3.8tのトラックをレンタルして、2名の社員の方が片道630kmの道のりを船越まで届けてくださいました。
沢山の椅子や書棚を、拠点となっている元船越小学校へ、漁師さんたちと運び込み、
パーテーションや書棚の組み立て作業をしてくださいました。
   

元船越小学校は3階の床まで津波が入り、1階2階はメチャメチヤでしたが、多くのボランティアと
地元の方々で、瓦礫や土砂を片付けね3階には、富士見製畳さんから支援していただいた畳を敷いて、寝泊りも出来るようになっています。


この日は、外国からと京都からのボランティアが数人泊まり込んで、隣の地区の片づけ作業に行っていました。

ホダデ協業部会の方々は、先月から取り組んでいる定置網の制作作業を校舎の前でやっています。
サブリーダーの生出さんはね何とかここまでやってきた、すでに北上川に向かう鱒の魚影も見える。漁が楽しみだと、真冬に魚が入りすぎて網が上がらず、海に落ちた話などを楽しそうにしてくださいました。
この秋から冬にかけて、大漁で有る事を願っています。
そして美味しい船越のサケを皆で味わえることも。。。。。
 


絆暖簾

2011年08月27日 | 震災支援
諏訪実業高校服飾科の生徒さんが、作って下さった暖簾を石巻市の被災された方々に届けました。
諏訪実の生徒さんが心を込めて縫って下さった暖簾に、可愛いくまのアップリケが縫い付けてあり、くまの顔は「絆」の文字になっていました。

それを見た現地の方々は、あっこれが欲しい、凄い嬉しい、私も欲しいと、皆さんにとても人気でした。
生徒さんたちの思いを届けさせて頂いて、心から感謝しています。ありがとうございました。


諏訪実の生徒さんたちは、引き続き暖簾を作って下さっています。
お盆過ぎからやっと仮設に入居が始まった地域もありますし、まだ建設中の所もあります。
仮設住宅は、入口の戸を開けるとすぐキッチンで家の中が丸見えになります。
暖簾は仮設住宅の方々に取って、必需品になっています。


今日は諏訪湖イベントホールに積んであった、堺市からの支援物資の寝具を絆JAPANの倉庫へ運搬しました。
諏訪湖イベントホールは、農業祭そして諏訪圏工業メッセとイベントが続くために、物資を置いておくことができなくなりました。

小澤さん、青沼さん、山田さんと4人で運搬し、途中福島から非難している須賀家族も応援してくださり、だいぶ片付きました。
あと半日の作業で全部移動することができます。
皆さんありがとうございました。
この物資は9月10月に、石巻中心に現地へ運びます。


富士見製畳&いずみ書房

2011年08月23日 | 震災支援
これから石巻へ行ってきます。
すでにもう眠いこれはかなりヤバイ(笑)

今回は富士見製畳さんから、畳を積んで鹿妻南へ持って行きます。
今回はセイケンのトラックなので60枚弱でが、トラックが小さい分かなりきついですが、
畳を待っている方たが大勢いるので、力入れて行ってきます。

あと130枚は運びますので、次回はどなたが一緒に行ってくれるとありがたいです。

いずみ書房さんが、船越へパーテーション、事務机、折りたたみ机、カラーボックス、書棚などを
3.8tアルミバンへ満載し運んでくださります。

夕刻いずみ書房の社員の方が7名で、ビルの2階から運びだし、トラックへ積み込んでくださいました。
今夜遅くまで授業のある先生と、総務の関戸さんがお二人で、あす早朝に出発して船越へ向かいます。
あす現地でおち会い、船越の復興拠点元船越小学校へ下ろします。

26日に帰ってくる予定ですので、帰りましたら様子をご報告いたします。



復興に向けて

2011年08月19日 | 震災支援
津波で集落が壊滅した石巻市雄勝町船越、最初にこの地を訪れたのは5月だった。
名振の避難所へ向かっていて、道を間違えて着いたところが名振の隣、船越だった。
高台から見下ろした船越は、一面瓦礫の人っ子一人見えない廃墟だった。

しかし此処の漁師さんたちはたくましい、いち早く復興に向けて自力で立ち上がった。
17人の勇士が集まり、船越ホダデ協業部会を作り、漁業の復興を通して地域の復興目指して居る。
6月には天然ワカメの生産を復活させて、その後ウニなどの海産物へと広げている。

先日お邪魔した時に定置網を制作作業をしていた。
秋から北上川に遡上するサケ漁も復活すると云う。

一次は廃墟と化した船越小学校を拠点に、避難所や仮設住宅、石巻市内のアパートから通ってくる。
前に届けた畳を教室に敷いて、泊まり込みで作業をする日もあると言う。
壊れた自宅の片づけや、撤去作業の休憩所としても使っている。
ボランティアの宿泊も受け入れている。

7月に届けた畳
 

ホダデ協業部会の面々


船越の復興支援の一環として、いずみ書房さんが来週事務机、長机、椅子や書棚パーテーションなどを船越まで運んでくださる。
いずみ書房さんが経営する塾で使っていた物を復興に役立てたいと、申し出て下ったので、ぜひ船越へとお願いしたら、快諾してくださった。

弾丸配送

2011年08月18日 | 震災支援
今回の扇風機支援は「ふんばろう東日本支援プロジェクト」の2600台プロジェクトの一環だ。
ふんばろうで新品の扇風機をいくつかの量販店で買い集め、被災地へ送る。
最初の2000台は、南三陸町と気仙沼へ。
被災地からの要望が多くさらに追加で600台。
ふんばろうの扇風機支援は先のケーズ電気から支援してもらった1500台を入れて、5000台を超えた。
今回運んだのは、ふんばろうが手配した130台を松本のコジマで購入して石巻へ運んだ。
石巻で35台を、ケーズ電気の時の、仙台の小関さんにリレーして、95台を鹿妻南、貞山、中里、飯野川、そして雄勝の船越と、計5ヶ所に配送してそのまま諏訪へ戻ってきた。

あいにく帰りはお盆の帰京ラッシュ、仙台から二本松まで、延々と渋滞にはまり、
諏訪へ戻ったのは日付も変わり1時を過ぎでいた。
とはいえリョウが運転をしてくれたおかげで、かなりの強行軍だったが、無事ミッションを終えて帰ってこれた。

それでもまだ被災地では、扇風機の要望は多い。
今週末ふんばろうはさらに580台を運び、まだ南相馬から400台の希望が来ている。

絆JAPANではまた要望が有れば、扇風機を運びに行く。
その前に来週は、鹿妻にタタミ132畳を2回に分けて運ぶ、今回も富士見製畳さんの協力で実現した支援だ。

それと同時に学習塾を経営しているいずみ書房さんが、復興支援の一環として、自社で使っていた事務机、椅子、折りたたみ長机、書棚、バーテションなどを船越へ運んで、支援してくれる。

世の中の意識は、震災から離れつつある中で、まだ被災された方を思いやり、支援してくださる方達が大勢いる。

贈られた扇風機と、
鹿妻南  井内  飯野川
   

船越で
   

扇風機

2011年08月17日 | 震災支援
今日はリョウと石巻にいます。
14日に諏訪に戻り、昨日墓参りをしてから松本で扇風機130台積んできました。
妻の実家の横浜へ妻と墓参りの約束を反故にしてしまった。
笑顔で「気をつけて行ってらっしゃい」と言っていたが、内心怒っているだろうな。ゴメンナサイ
これからふんばろう宮城支部の小関さんと待ち合わせて、石巻各地へ扇風機の配布を行う。
今日も暑くなりそうだ。

緊急支援から復興支援へ

2011年08月10日 | 震災支援
3月11日の大震災から5カ月がたった。
被災地では猛暑の中未だ行方不明者の捜索活動が続いている。

被災された方々は、避難所から仮設住宅やアパートへ移った方も大勢いる。
しかし、地域により未だ仮設住宅の建設すら始まらず、5ケ月もの間避難所生活を余儀なくされていて、それがまだ1カ月2カ月と続く。

南三陸町などは、水道の復旧工事が進まず未だ飲料水の支援が必要。
陸前高田の仮設住宅では、井戸を使った簡易水道が不具合で、飲料水に使えない所が有る。

京都府は1万数千本のペットボトルの水が支援されずに余っているのに、仮設住宅の被災者へは支援しないと言う。
なぜ? 被災して困っている人がいるのに、行政間の支援要請にも関わらずNOと言う京都府は支援の心が有るのだろうか?

まだまだ支援が必要な所が沢山ある。
それと同時に、物質支援だけでなく、復興に向けた支援を進める必要がある。
地場産業特に漁業、農業、復興には多大な費用と時間が何かかる。
少しでもお役にたてればと、できる支援を続けて行く。

大阪からの支援物資

ふんばろう東日本支援プロジェクトの野村さんが、堺市の廃業する布団屋さんから大量の布団やこたつ布団、枕などを貰ってくれた。
それを大阪のふんばろう東日本支援プロジェクトのメンバー永山さんが社員と応援の高校生とで積み込み、諏訪へ送ってくれた。
輸送費はすべて永山さんが出してくださった。

6t車満載の布団を、東京から駆けつけてくれた野村さん、二葉高校の「つながり隊」のメンバー、タカラスタンダードの永田君、そして絆JAPANのメンバー総勢12名で、諏訪市の許可をいただき、諏訪湖イベントホールへ仮置きした。

暑い中、小澤の陣頭指揮で次々と荷卸しされる布団。
 

この布団は、これから随時仕分けし、ふんばろう東日本プロジェクトと連携して、被災地へお届けする。
これからは緊急支援ではなく、復興に向けた生活支援がメインになる。

今日第一便として、山田さん親子がワンボックスに満載して、石巻へ向かった。
第2便は明日の午後トラックに積み込み、夜中に石巻へ向けて出発する。


ちょっとお疲れ気味。

2011年08月07日 | 震災支援
暑い日が続いていてね被災地の方は大変だろうなと思う。
ここ2~3日体がだるくてちょっと疲れがたまっている感じ。

4月から、仕事はあまりしていないけど、(奥さんと、事務員さんに怒られる)ほとんど休みなくやってきた。
だいぶ無理のきかない体になってきたなぁ。
今まで生活習慣に課題があり、自分の創った結果なのだから、もっと体力付けなくては。

昨日、「エクレールお菓子放浪記」のゼネラルプロデューサー鳥居明夫氏の講演会へ行って来た。
小澤さんと山田さんも参加していただいた。

鳥居さんは私より2年も先輩。映画文化にかける情熱と、この映画にかける熱い思いが伝わってきた。
鳥居さんは、復興支援と映画の制作エピソードを涙を浮かべて語ってくれた。

「エクレールお菓子放浪記」を東北から全国に向けて、震災復興の大きな力にしたい、
この映画には多くの東北の市民、特に石巻市民が多くエキストラとして出演している。
この震災で、その方たちも被災して亡くなった方もいる。

この映画を多くの方に見て頂くねその場所を作り、多くの方に呼びかけるのも一つの支援。
諏訪二葉高校の「つながり隊」が諏訪での上映会の中心メンバー。
高校生が震災支援にがんばって、汗を流している。

こんな素敵な高校生が諏訪にいることを誇りの思う。そして応援したいと思う。

被災地の復興へ向けての歩みは想像以上に遅い。
出来る支援を続けさて頂く、疲れたなどと言っていられない。

     

絆図書館

2011年08月02日 | 震災支援
先週から石巻へ行ってきました。
今回飯野川仮設団地の集会所へ子供たちのために小さな図書館を作りました。
持っていた図書は、幼児向けを中心に約200冊と
スチール製の書棚2基です。

仮設住宅に入居が始まってから2カ月もたつと言うのに、市から集会所の使用許可が下りず、
未だ司書までカギを借りに行き、扉を開けねばなりません。
これはなんか変です。
被災されて、仮設住宅に移り、孤独死や心のケアが話題に上がって、問題視されているのに、
せっかくの集まれる場所が使えない。

こんな状況でも、いまだお役所仕事が大手を振っている事が多い。
臨機応変など口先だけかと思える。

早く子供たちが自由に読めるようになって欲しい。
お年寄りたちの憩いの場になって欲しい。