がれきの山を見ながら所々津波で壊れた防波堤沿いに進んで行く、右手に見える海は波が荒れ狂い、時折雨が激しく降り注ぐなか右折して山道へ、峠を抜け半島の反対側に出るとそこは船越という集落、名振りまであと2kmの所まできたがなんと通行止め、人に道を聞きたくとも誰も居ない、ほとんど全ての家が被災して住める状態ではなく、かなり海面より高い墓地の石塔の上に車が乗っていた。
名振避難所の大和さんに電話して道を聞くと、雄勝まで戻って別の道なら行けるとの事、また来た道を引き返し、やっとの思いで名振りについた。
名振りの避難所には25世帯60人方が避難していたが、若者や子供は一人もいない。一番若い方で40代ほとんどが50代以上の方ばかり、それでも皆さん比較的元気で、力を合わせて不住な生活に耐えていました。
トラックの荷台を開け、持って行った荷物を下ろすと、みなさん協力し合い仲間で運んでくれました。大和さんに山田さんからの依頼の荷物を渡し、山田さんの依頼でここに物資を届けに来たことを話すと、とてもうれしそうだした。
大和さんは「ここは見捨てられているので支援物資もほとんど来ないよ」と笑っていました。
6月には避難所の横に建てられた仮設住宅に移れると言うことですが、どんな備品が用意されているか、誰も知らないと言う。
そこで仮設住宅に入居して足りないみのが有ったら、私でも山田さんでも良いから遠慮せずに言ってください。また皆さんにお願いして物資を集めて来ますからと、話をして暗くならないうちに石巻まで戻ろうと名振を後にしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/11/c0/c4dc0300e6423da1e27c7e3f3984f291_s.jpg)
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名振避難所の大和さんに電話して道を聞くと、雄勝まで戻って別の道なら行けるとの事、また来た道を引き返し、やっとの思いで名振りについた。
名振りの避難所には25世帯60人方が避難していたが、若者や子供は一人もいない。一番若い方で40代ほとんどが50代以上の方ばかり、それでも皆さん比較的元気で、力を合わせて不住な生活に耐えていました。
トラックの荷台を開け、持って行った荷物を下ろすと、みなさん協力し合い仲間で運んでくれました。大和さんに山田さんからの依頼の荷物を渡し、山田さんの依頼でここに物資を届けに来たことを話すと、とてもうれしそうだした。
大和さんは「ここは見捨てられているので支援物資もほとんど来ないよ」と笑っていました。
6月には避難所の横に建てられた仮設住宅に移れると言うことですが、どんな備品が用意されているか、誰も知らないと言う。
そこで仮設住宅に入居して足りないみのが有ったら、私でも山田さんでも良いから遠慮せずに言ってください。また皆さんにお願いして物資を集めて来ますからと、話をして暗くならないうちに石巻まで戻ろうと名振を後にしました。
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