先日、鹿妻の西村さん宅で布草履のワークショップが開催されました。
講師を務めてくださったのは、ふんばろう東日本支援プロジェクト、布草履プロジェクトの後藤祐子先生です。
布草履材料を一足分づつ丁寧に分けて、初めての方でもすぐできるように準備して下さっていました。
不の草履の達人
後藤祐子先生 一人分づつ用意された材料
講義は材料の選び方、カットの仕方、編み始める前の準備、そして編み方、最後の仕上げまで、懇切丁寧に教えてくださり、参加した皆さんは、和気あいあいと楽しみながら、布草履を作りました。
各自出来上がった布草履を持ってはいポーズ
今回は初心者コースでしたが、参加された方々が何回かご自分で編んで、上手くできるようになったら、次は上級コースを開催していただきますので、最終的には商品として売れる作品ができるようになっていただきたいと思います。
趣味で作りご自分や家族で楽しむのもよいですが、商品として売れる物が出来るようになれば、仕事して収入につながります。
布草履プロジェクトでは、販売まで含めたサポートをしてくださっています。
先日文化祭で復興支援バンド販売をしていただいた、宮城県大崎市古川の黎明中学校・高等学校の皆さんから、当日の写真と寄せ書きの色紙が届けられました。
今回の震災では、津波の被害が甚大で範囲も広かったために、津波被害と原発被害ばかりがフォーカスされ、地震の被害はあまり注目も支援もされていません。
古川は内陸の割に地震の被害が大きく、家が傾いたり、壁や屋根が落ちたりとかなりの被害がありました。
そんな中、沿岸部の被害大きく大変だからと、できる支援をしましょうと、黎明中学校・高等学校の皆さんは、支援活動に取り組んでおられます。
昨年は志津川まで被災施設の泥カキに行かれ、その時に絆JAPANでは、デッキブラシ60本ほど支援させていただきました。
そんなご縁で今回の文化祭にPTAの方々がリストバンド販売をしてくださました。
何度も被災地にお菓子の支援をしてくださっている、TRY&TRUST マリオン尾西インター東店さんから、また大量にお菓子支援が届きました。
マリオンさん全店で8月31日まで恩送り大作戦を展開して、ペイフォワードを実践されていました。
マリオンのお客様から受けた「恩」を、東北の被災された方々にお返ししたいと、尾西インター東店の鈴木さんはおっしゃっていました。
マリオンさんの恩送り大作戦は終了しましたが、尾西インター東店さんでは、被災地へのお菓子支援を継続してくださるとの事で、私たちもその「恩」をリレーさせていただきます。
今回送っていただいたお菓子は、9月30日の鹿妻「大お茶っこ飲み会~Vol2」やJA会館のイベントなど、地元の皆様の主催するイベントで、使わしていただきます。
お菓子の選別荷造りをしてくださっている、マリオン尾西インター東店スタッフの皆様
去年の5月から、被災地でいりょ品の支援をしている、(株)丸井グループさんの担当者と被災地を回りました。
日和山から望む石巻の被災したエリアです。
旧北上川の中州には、マンガ館が残っただけで、他は皆なくなりました。
その下流の左岸に集積された瓦礫の山は、1年半たってやっと1/3が分別され、運び出されました。
10月から、秋冬物の衣料を支援する為に、石巻市市役所、河北総合支所、女川町、山元町を3日間かけて訪問しました。
女川町では、町長さんや、商工会議所、衣料店組合の方などとお会いして、復興に向けてお店を再開している、衣料店組合の方々の妨げにならない支援の在り方を相談して、女川町全戸を対象にイベントを開催することで、合意しました。
山元町は、仙台在住で山元の支援に取り組んでおられる梅田さんの案内で、被災したエリアを見て回りました。
被災した山下駅、ホームから見ると架線は垂れ下がったまま、線路内は草が背丈ほど伸び放題、
そして駅前には、自衛隊とボランティアへの感謝の看板がありました。
山下駅前で営業再開しているお店で、はお話を伺いました。
駅舎も流され、トイレだけが残った坂元駅の周りは、見渡す限り雑草が生い茂っていました。
この辺りは、危険区域に指定され、一切の復旧工事が行われておらず、家を建て直すこともできません。
人影もなく、立っている竿の先に1羽のカラスが停まっているだけでした。
丸井さんは、10月から衣類の下取りを始めて、その後配布を行うということで、石巻、女川、山元で開催する方向で進めてもらえることになりました。
またそれ以外の地域でも、地元方々と相談しながら、要望のある地域で開催をしていくことになりました。
代々木公園で恒例のスリランカフェスティバルが開催されました。
年々参加のテントは減っていますが、来客数は増えている感じです。
今年は、スリランカで絆JAPANのコーディネーターをしてくれている、ブラシャンが紅茶販売のブースを単独で出したので、応援に行きました。
絆JAPANのメンバーや、スリランカつながりの学生、元学生などが手伝いに来て、スリランカ話で盛り上がりました。
何時もお世話になっているスリランカ航空のブース
また、東日本震災支援で知り合った、チームエースの方たちや、ボランティアさんも遊びにきて下さり、たくさん紅茶を買ってくださいました。
またスリランカフェスティバル恒例の抽選会では、なんとブラシャンが特等の日産マーチの新車をゲットしました。
ブラシャンは、車が当たったことを感謝して、紅茶の売り上げから25万円を被災地に贈ることにしました。
スリランカのお酒アラック
広尾に有ったJICA地球ひろばが、事業仕分けの煽りで、8月いっぱいでクローズしました。
地球ひろば、場所を移し市ヶ谷のJICA研究所と同居でJICAビルと名前を変えた施設で、10月1日から新生地球ひろばとしてオープンします。
広尾に比べ施設も狭く、交通の便も悪いのが難点です。
先日クローズされた広尾の施設で、関連団体が集まり、広尾の施設のお別れパーティが開催されました。
この集まりにJICA関係者、NGO団体、学校関係者、地方行政関係など150人ほどの方々集まり、別れを惜しみました。
大勢の人前で、挨拶と乾杯の音頭には、ちょっと緊張しました。
流暢な日本語で挨拶をするエルサドバトルのマルタ・セラヤンディア大使
JICA音楽部の合唱団
南アフリカのゴスペルを熱唱そして最後に故郷を皆で歌いました。
地球ひろばの貝原所長と
地球ひろばの案内人も今月22日までにはお引越し
広尾にある志半ばで赴任先で亡くなった、海外青年協力隊員の鎮魂の碑