特定非営利活動法人 絆JAPAN

長野県諏訪市渋崎1792-394
東北支部 石巻市渡波字栄田156

スリランカの津波

2013年07月17日 | 国際協力

私たちは、スリランカの子どもたちの支援を続ける傍ら、東北の震災支援を継続しています。

それは私たちがこの団体を立ち上げたきっかけが、2004年12月26日のスマトラ沖大地震インド洋大津波が
遠く離れたスリランカまで、大きな被害に有ったからです。

それから10年スリランカは長く続いた内戦も終息して、津波の被害からも復興しました。
私たち日本人もそこから学ぶべきことは沢山在ります。

スリランカには、津波の被害を後世に伝えるために、各地に多くの碑が建てられています。



レストランの壁に刻まれた、津波の後も残されています。

約600年前にオランダによって造られた、港町ゴール城壁



この古い城壁に囲まれた、古い町は津波の被害から逃れることが出来ました。
城壁の向こうに見える、新しい町はすべて瓦礫と化し、壊滅し多くの方が亡くなりました。

途上国であるスリランカが、海外からの支援が在ったとはいえ、短期間で復興したことは、驚異的なことです。
スリランカの現状を、ぜひ東北の次世代を担う子供たちに見てほしいと思います。


 


スリランカ報告

2013年07月17日 | 国際協力

東北の被災地を走り廻っていて、ブログの更新がおろそかになっていました。

5月末に秋山さんと豊島さんと3人でスリランカへ行って来ました。
今年なりすでに2回目の訪問になります。
素手フェイスブックでお知らせしたとおり、私たちが支援を始めて1年半、着工から5年の歳月がたった、
パーラワッタ村のお寺が完成し、完成式が行われました。
 

このお寺は、単なる宗教施設ではなく、村のコミニュティハウスとして、また日曜学校として使われます。
建物には、幼稚園も併設され、毎日16名の園児たちが通って来ています。

日曜学校には、14名の先生と60名の生徒がおり、スリランカの文化や民族芸能なども学んでいます。
お寺の建物には、地方政府の事務所や保健婦さんの巡回事務所などもあり、村の拠点になっています。

 

セレモニーには、多くの村人や大臣や州政府の役人など多くの方が集まりました。
そんな中、スリランカの大臣を差し置いて、共に支援して下さった方々を代表してテープカットさせていただきました。

   

建物は立派になりましたが、幼稚園や学校の備品など、まだまだ足りないものだらけです。
これから村人協力して、施設の充実を図っていく予定です。