きよちゃんの趣味悠々

四季折々の「風情」(花・風景・イベントなど)を写真中心に紹介します !!

伊奈公園・・・「秋バラ」・・・

2006-10-04 10:36:20 | Weblog
10月3日、久しぶり(春バラ以降?)に伊奈公園(伊奈町制施行記念公園?)へ出掛けてみた・・・伊奈のHPでは、バラはボツボツ咲き始め、「見頃」は10月中旬以降との公表・・・しかし、現地に到着して「ビックリ?」、殆どの「バラ」が散ってしまい、残っている「花」がわずかの状態・・・早速、伊奈町役場・観光課の職員に「確認」したところ、秋バラの最初の「花」が散り、その後「剪定」などをし、10月中旬を目途に「花を咲かせるよう」準備中とのことでした。(今後の伊奈HP「確認」が必要?)

今回は伊奈公園の「見頃前」のバラだが・・・「秋バラ」をUP・・・

さて、各地で「秋バラ」のシーズンを迎えるが、ここで歴史の古い「バラ」についての豆知識?をチョツト・・・

バラが人類の歴史に登場するのは、古代バビロニアの「ギルガメッシュ叙事詩」(・・・メソポタミアの叙事詩で、主人公のギルガメッシュは紀元前2600年頃、シュメールの都市国家ウルクに実在した「王」であるが、後に伝説化して物語の主人公にされたと考えられているとか?・・・)だとされている。  この「詩」の中に「バラの棘」について触れられている箇所あるようです。

古代ギリシャ・ローマでは「香」を愛好され、香油も作られており、ブトレマイオス朝エジプトの女王「クレオパトラ」もバラを愛好し、ユリウス・カエサルを歓待した時もふんだんにバラの花や香油使用していたとも言われている。

中世ヨーロッパでは、バラの芳香が「人を惑わすもの」として教会によってはタブーとされ、修道院で「薬草」として栽培されるにとどまっていたようです。

イスラムの世界では白バラは「ムハンマド」を表し、赤バラは唯一神「アッラー」を表すとされていたようだ。

日本では、古くは「バラ」は「うまら」「うばら」と呼ばれ、万葉集にも「みちのへの茨(うまら)の末(うれ)に延(ほ)ほ豆のからまる君をはかれか行かむ」と言う歌が残っている。
また、「常陸国風土記」の茨城郡条には、「穴に住み人をおびやかす土賊の佐伯を滅ぼすために、イバラを穴に仕掛け、追い込んでイバラに身をからませた」と言うものがあるようだ・・・常陸国にはこの故事にちなむ茨城(うばらき)と言う「地名」があり、茨城県の県名の由来とも言われているようだ。


伊奈公園の「秋バラ」①


伊奈公園の「秋バラ」②


伊奈公園の「秋バラ」③


伊奈公園の「秋バラ」④


伊奈公園の「秋バラ」⑤


伊奈公園の「秋バラ」⑥


10月2日の夜は雨が降り、朝早く伊奈公園に行ったので「木陰のバラ」には「水滴」があり、他のバラも数は少なかったが「イキイキとした姿」が印象的だった。

これからの「シーズン」が楽しみな「秋バラ」・・・皆さんもぜひ出掛けてみては如何でしょうか?


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