江戸時代の人

2013-05-11 19:49:41 | Weblog

5月5日に他の用事があったで東京に行き、時間が余ったので慌ただしかったけど科学博物館へ行った。そこで江戸人展という小さな展示を行っていた。これがけっこう面白かった。発掘された江戸時代の人骨だが、身分によって顔の形が違う事、梅毒に冒された形跡の人骨が多い事、貴族や将軍の家系は顔が細長く、まるっこい庶民とは明らかに異なる形態。当時は顔を見ただけで身分が分かったのだろう。復元された顔の模型も展示。イギリスでも階級によって体格が違うらしいが、そういうことのない良い時代に生まれたものだ。

日本人の平均身長は、縄文時代で男158、女148、弥生・古墳時代で男163、女151、鎌倉時代で男159、女145、江戸時代で男156、女145、現代で男171、女158ということで、江戸時代が一番小柄だったそうだ。なぜだろう。肉食をしなかったからだろうか。時代順に大きくなってきたと思っていたから意外であった。163センチの私は弥生人という事か・・・。でも当時の人は小柄でも逞しかったんだろうな。

 

 

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿