きつねゆりセカンドハウス

きつねゆりは「グロリオサ」の和名です。
あの方の復帰を願いながら、
ぶつぶつつぶやいています(o'.'o)

ケーブルテレビ

2020-03-16 13:12:29 | 韓国ドラマ

ケーブルテレビのドラマが好調だ!
最近の韓国ではケーブルチャンネルのテレビ局が放送するドラマが
なかなか人気です。たとえば、パク・ソジュン主演の『梨泰院クラス』。
このドラマはJTBCで放送されていますが、地上波で放送するドラマをしのぐ
高視聴率をあげています。
柔軟な制作環境
韓国の地上波の3大テレビ局といえば、KBS、MBC、SBSです。
一方、ケーブルチャンネルのテレビ局では特にtvNとJTBCが
ドラマの放送に力を入れています。
こうしたケーブルテレビのドラマは、地上波のように万人受けの作品ではなく、
特定の視聴者をターゲットにする果敢な企画のドラマで勝負する傾向が強いです。
しかし、チャンネルが少ない地上波とちがって、
何10チャンネルもあるケーブルテレビでは、すぐチャンネルを変えてしまう
視聴者の傾向を意識しなければなりません。
なにしろ、チャンネルを変える途中に一瞬見た番組が面白くてそのまま見てしまう
ケースが多いのがケーブルテレビの視聴者のパターンなのです。
短い時間内に目を引かなければならないため、ジャンルも限りがあります。
ケーブルテレビでよく作られるドラマは刑事物やスリラーが多いのも
その特徴です。また、派手なアクションのドラマも多いです

一般的に言えば、地上波のドラマは最初から最後まで連続したストーリーで
構成されており、前回を見逃すと追い付くのが難しいのです。
しかし、毎回新しい素材と事件が登場する刑事物やスリラーやアクション物は
途中から見ても十分楽しめます。
様々な制約が多い地上波より柔軟なケーブルテレビの制作環境が
生きる場合もあります。
過激なアクションシーンやお色気場面などもそうです。
地上波では放送できないものを補うポジションを取ることによって、
ケーブルテレビのドラマは独自の領域を持てるようになりました。
今はケーブルテレビのドラマも安定期に入り、高い視聴率を記録する作品が
続々作られています。『梨泰院クラス』もその代表的な一つであり、
今後も視聴率を伸ばす可能性があります。

日本でも、たくさん韓国のケーブルテレビのドラマが放送されています。
ケーブルテレビのドラマは、地上派ドラマより
日本公開される事が早い気がします。
それに、なかなか大胆な脚本や製作が多くて、私はけっこう好きですよ。
『梨泰院クラス』もたのしみですね。