平昌五輪の開幕式!まさに「韓流劇場」
2月9日の夜、平昌五輪の開幕式が行なわれた。
それは、幻想的でファンタジーな構成で、華やかなオリンピックの
開幕を飾るにふさわしいスペクタクルな夜間ショーだった。
かなり天候に恵まれた
平昌五輪の開幕式は、とても凝った構成だった。
ショーの基本を構成していたのは、五輪を象徴するような5人の地元の子供が、
過去から未来に向けて時間旅行をするという内容だった。
そこには、朝鮮半島の創設物語や未来の予測図が織り込まれていた。
特に、プロジェクションマッピングによるファンタジーな映像が
とても印象的だった。それを可能にしたのが、屋根がない会場である。
この会場は、競技には使用されず、あくまでも開幕式と閉幕式専用。
これは、従来にない大胆な試みだ。
屋根がないということで、厳寒が心配されたが、この夜の平昌は零下2度前後。
寒いのは確かだが、連日零下10度以下になっていたことを考えれば、
かなり天候に恵まれたと言える。
そんな中で、派手に打ち上がる花火が式典を盛り上げたし、
近くのスキー場さえも会場の一部にできた演出も豪快だった。
日本選手の大活躍に期待!
注目された聖火の最終走者は、やはり「この人!」という人選。
2010年バンクーバー五輪の女子フィギュアで金メダルを獲得したキム・ヨナだ。
彼女は平昌五輪の招致活動でも先頭に立っていたし、
大会の広報でも大活躍していた。まさに聖火の最終ランナーに最適な人だった。
しかも、韓国と北朝鮮の女子アイスホッケーの選手が
2人でキム・ヨナに聖火を渡すという演出も平和を大いにアピールしていた。
聖火を受け取った純白のワンピース姿のキム・ヨナは
スケート靴を履いていて、聖火台の下に造られたアイスリンクで華麗に舞ってから、
台の中に聖火のトーチを置いた。
すると、火の輪が上に向かって伸びていき、
聖火が夜空に向かって大きく華やかに点火した。
その演出こそがまさに「韓流劇場」という光景だった。
今回の開幕式は、韓国が培ってきたエンタメの企画と技術が
いかんなく発揮されていたし、ITを駆使した映像がどこまでも華やかだった。
幻想的な夜間ショーで始まった平昌五輪。
時差がない韓国での開催だけに、日本選手の大活躍が期待される。
いよいよ始まりましたね。
楽しみな競技がいっぱいです・・・
フレーフレー日本
平昌リゾートの冬ソナの看板はまだあるのだろうか・・・