実は息子の心を傷つけてしまっていた

2024年01月20日 | 日記
修士論文、就職活動、公認心理師受験勉強と、三刀流の日々を過ごしている息子。

二カ月後は大学院の修了式なのに、こんな最後の最後まで忙しいなんて。

息子はウチから車で30分の所で、アパート暮らしをしている。

息子の希望の就職先は、県内の病院でのカウンセラー。

とはいうものの、なかなか募集が無い。

ただ1度、昨年の秋になんと県立病院の募集が出た。

県内の転勤はあるものの公務員にもなるので、それなら私としても願ったりだと思った。

そして試験を受けた後の息子も「受かったかもしれない」と、手応えを口にしていた。

しかしだめだった😣

正直私は心からガッカリした。

だけど何故か息子は私ほどショックを受けている様子がなかった。

というより、忙し過ぎてガッカリしてる場合じゃなかったのかもしれない。「仕方ないよ」と言っていた。

しかも後から点数と順位の開示があったのだが、息子は合格者の次点だった。

それを知って私はますます残念でしょうがなかった。

その数日後、息子に会ったのだが、私はつい正直な思いを口にしてしまった。

「大学院まで行っていながら、就職先が決まらないまま卒業するんじゃないの?」

言った後、私は息子の顔を見て「しまった!」と思った。

息子の表情が怒りを抑える表情になっていた。

そして声を押し殺すように低く、

「今、久しぶりに頭にきた。俺は今、頑張っているんだ。カア(母)にはこの辛さはわからないだろうけど」

そう言った。私から目をそらして。

私は焦ったが、今さら何を言っても空々しく聞こえるだろうから、

「そっか、そうだね」

と言うのが精一杯だった。

ああ、私は息子を傷つけたなあと、その後しばらくは反省の思いだった。

時間が経ち、お互いあの時の気持ちはなくなり、年末年始は家に帰って来て過ごして行った。

「まあ、何があってもいつかどうにかなるさね」なんて今は私が明るく言うので、息子も少しは安心している様子がある。



先日、本屋でブラブラしながら見ていたら、気になる絵本を見つけた。

胸がジーンときて涙が出そうになった。

そのまま家に帰って来たのだが、数日間、あの絵本が忘れられなかった。

そしてこの絵本を手元に置きたい!という感情になり、ついに買って来た。






本当に、久々に素晴らしい本に出会った気持ち。

一見、子育て中のお母さん向け?という感じだけど、それだけに限らない。

私のように子供が大きくなった親としても、親じゃなくても友達へ向けてもきょうだいに向けても、夫婦、恋人、ありとあらゆる誰のどんな立場にとっても、胸に沁みる絵本😢

私はたまたま最近この絵本を知ったけど、どうやらベストセラーになっている絵本らしい。

もちろん中身をここに載せるわけにはいかないけど、たくさんの人に読んで欲しい。

私もこの絵本に出会えて良かった。



今日は白鳥を見ながらのウォーキング。

ウォーキングてほどでもないな。

お散歩😄
























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