モモカちゃん、ヒロキ、私がいいんだろうけど…

2018年11月18日 | 日記
昨日は施設の子達とシチュー作りをした。

職員達と子供達で、まず食材を買いにスーパーに行った。

出かけ先では、必ず職員間でそれぞれが担当して連れて歩く子を決めている。

昨日私が担当する子は、中学2年生の自閉症の男の子、Iくんだった。

スーパーの駐車場に着いてみんな車から降りた。

私もIくんと降りて、二人で手をつないでいた。

しかし、やはり自閉症の6年生のモモカちゃんが降りようとしない。

しかも泣きそうな顔になっている。

慣れない場所に来て、不安になっているのだろう。

昨日モモカちゃんを担当することになっていたユウさんが、「モモカちゃん、降りて」と、優しく促していた。

するとモモカちゃんは突然車から降り、

そして、私をめがけて走ってきた。

私にしがみつくモモカちゃん。

セキトリが、「たかぽんさんがいいんだ」と言って見ていた。

「大丈夫だよモモカちゃん、怖くないからね。買い物しようね」

と言って、ユウさんにそっとさっきまで手をつないでいたIくんの方を頼んだ。

その後、無事に買い物を済ませ、みんなで分担して美味しいシチューを作って食べた。

意思疎通がままならないモモカちゃん。

普段は大きい人にくっつきたがり、ユウさんやヒロキによく抱きつく。

でも、モモカちゃん不安な気持ちだった昨日、私にしがみついてきた。

そんなモモカちゃんを思うと…

来年私はこの職場に居ない。

でも大丈夫。モリムラさんとかなら任せられる。

職員達はしっかりし過ぎモリムラに対して嫌だろうけど、子供達にとっては良いと思う。

モリムラさん、モモカちゃんのこと頼みます。



先日は私の通院のため、モリムラさんにシフトを代わってもらった。

でも昨日、マミさんが私に教えてきた。

「ヒロキさんが、たかぽんさんの代わりにモリムラさんが来たのを嫌がってましたよ。たかぽんさんの方に来て欲しいって」

「そうなんだ。モリムラさん、ヒロキさんにもキツいからね」

私が来ると何でもかんでもやってくれるから楽なんだろうヒロキ。

ヒロキ、私はもう来年はここに居ないんだよ。


モリムラさん、ヒロキのことも頼んだ。

ビシビシビシビシとやってくれ。