エレベーターの保守点検会社の問題が、ニュースになっていました。
社員の資格の問題で、資格がない、あるいは資格を詐称していたという事です。
管理会社や管理組合では、正直ここまではチェックできないので、業者の良心を信用するしかないのですが、これが一部の業者の話なのか、業界全体の問題なのかが知りたいところです。
エレベーター会社、また不正 大卒なのに「中卒」、資格のため詐称
エレベーター保守会社の社員が実務経験年数を詐称してエレベーターの法定検査の資格を不正取得していた問題で、大学卒の点検員が中学卒とあえて学歴を低く詐称して検査資格を得ていたケースが30日、新たに別の社で発覚した。
「エス・イー・シーエレベーター」(東京都台東区)が30日、社員2人が他社に在籍時、経歴詐称して資格を得ていたと発表。うち1人はメーカー系社員で32歳だった98年、大学の文系卒で実務経験が9年余りと当時の条件の15年以上に満たないため、つじつまを合わせようと、中学卒と虚偽申告していた。「会社に指示された」という。もう1人は国土交通省が厳重注意したハイン社の退職者。エス・イー・シー社は、東京都港区の公営マンションで昨年6月、死亡事故が起きた当時の保守会社。
(2007.03.31 朝日新聞)
EV死亡事故、点検員資格なく・警視庁、保守会社の体制調査
昨年6月、東京都港区のマンション「シティハイツ竹芝」のシンドラーエレベータ社製エレベーターで起きた死亡事故で、事故機の保守点検を担当していたエス・イー・シー・エレベーター(東京・台東)の点検員が、法定定期検査に必要な昇降機検査資格を取得していなかったことが30日、分かった。
事故機の法定定期検査は昨年9月の予定で、同社側は「法律上の問題はない」と説明。事故前の日常点検にこの資格は不要だったが、警視庁捜査1課はブレーキ系統の不具合を点検員が見落としたことが事故につながったとの見方を強めており、経験の浅い点検員1人で事故機を担当させていた同社の点検体制を詳しく調べている。
(2007年3月31日 日本経済新聞)
社員の資格の問題で、資格がない、あるいは資格を詐称していたという事です。
管理会社や管理組合では、正直ここまではチェックできないので、業者の良心を信用するしかないのですが、これが一部の業者の話なのか、業界全体の問題なのかが知りたいところです。
エレベーター会社、また不正 大卒なのに「中卒」、資格のため詐称
エレベーター保守会社の社員が実務経験年数を詐称してエレベーターの法定検査の資格を不正取得していた問題で、大学卒の点検員が中学卒とあえて学歴を低く詐称して検査資格を得ていたケースが30日、新たに別の社で発覚した。
「エス・イー・シーエレベーター」(東京都台東区)が30日、社員2人が他社に在籍時、経歴詐称して資格を得ていたと発表。うち1人はメーカー系社員で32歳だった98年、大学の文系卒で実務経験が9年余りと当時の条件の15年以上に満たないため、つじつまを合わせようと、中学卒と虚偽申告していた。「会社に指示された」という。もう1人は国土交通省が厳重注意したハイン社の退職者。エス・イー・シー社は、東京都港区の公営マンションで昨年6月、死亡事故が起きた当時の保守会社。
(2007.03.31 朝日新聞)
EV死亡事故、点検員資格なく・警視庁、保守会社の体制調査
昨年6月、東京都港区のマンション「シティハイツ竹芝」のシンドラーエレベータ社製エレベーターで起きた死亡事故で、事故機の保守点検を担当していたエス・イー・シー・エレベーター(東京・台東)の点検員が、法定定期検査に必要な昇降機検査資格を取得していなかったことが30日、分かった。
事故機の法定定期検査は昨年9月の予定で、同社側は「法律上の問題はない」と説明。事故前の日常点検にこの資格は不要だったが、警視庁捜査1課はブレーキ系統の不具合を点検員が見落としたことが事故につながったとの見方を強めており、経験の浅い点検員1人で事故機を担当させていた同社の点検体制を詳しく調べている。
(2007年3月31日 日本経済新聞)