むらちんです
たまには海にも休みを与えてやろうかと
大晦日と元日は俺的に禁漁とした
そして年も明けた新年２日夜にモリを拾い外房へ
昨年同様、２０１５年のイッパツ目はヒラメチャレンジ２デイズ
狙うのは外房ヒラメ
もしかしたら北上しつつあるのかもしれない
どうにも場所が絞りきれないが
いづれにせよイワシの接岸がキーとなる
狙いの本命場所を朝マヅメのドンに定めて車を走らせる
山道での外気温はマイナス１度だが、海沿いは２、３度くらい
年末のヒラメチャレンジの時の様な強い風はなく穏やか
ドン前後の漁港を３箇所程ランガン
モリはメバルタックルで
俺はＪロッドにヒラメワームで様子を探る
どの漁港もエサ師メバ師は何人かいる
ハクらしきマイクロベイトの群がいる
そして、とある漁港でモリが何かの群をみつけた
イナではない
どうやらイワシの様だ
だが追い立てられてる様子はない
潮が効けばボイル祭になるのだろうか
いづれにせよこの沿岸にイワシの接岸はあるということは判った
イワシ量は多い感じではないがヒラメへの期待は持てそうな感じだ
１、２時間程仮眠をとり、朝６時頃にドンで開始
【 ドン 】
同業は多いが俺達が入るスペースはなんとかある
明け方の海はやはり寒い
フルグローブでないと耐えられない
俺はいきなり超エースのアサシン白をロスト(泣)
俺の体感温度は更に下がる
仕方なく並んで撃つモリと俺の間に地元の爺さんが無言で割って入る
邪魔なやつだなとは思うが、それがここのルールらしいんで仕方ない
他の後から入ってきた奴にはこの日もオマツられた
オマツられたときは相手に外させる
当たり前のことだ
やがて陽が昇り
そして同業のひとりが何か釣り上げてるのがみえた
ヒラメだ
やはり場所選定は間違ってはいなかった
あとはヒットさせるだけだなと再奮起する
あの１枚だけだったんだろうか
その後は誰も出さない
俺はかなりの数のルアーをロストしてしまった
そろそろ移動しよう
【 ドンツー 】
生涯２度目のドンツー
ここは近くにトイレがあるんで助かる
用を足し釣り場へと向かう
獣の足跡が残る細道を歩き
そして崖を降りる
やはりここも同業多数
もう時合いも終わっているのだろう
やがて誰もいなくなったサーフで撃ちまくる
何気に振り向き崖を見やると落石がコロリと転がってくるのがみえた
危険地帯だな
俺はかなりの数のルアーをロストしてしまった
そろそろ移動しよう
車を走らせていくつか漁港やサーフを覗く
昨夜イワシの群れをみかけた漁港には50センチ程のチヌぽいのが単体でいた
だが肝心のイワシが見あたらない
沖へ出てしまったんだろうか
天気良く風もほとんどない好天
ファミリーフィッシャーたちが何かを揚げてる
以前俺がサビキでアジを揚げた漁港にもファミリーフィッシャー多数
磯へと降りる箇所をみつけたんだが、上げで入るには危険なのでパス
目を付けてたサーフには黒頭が多数浮いてる
波もたいして無いサーフに浮かぶサーファーたちが真冬の海水浴を楽しんでる
パスするしかないな
俺たちのターゲットはアザラシではない
１時間程しか睡眠をとってないのでかなり眠くなってきた
腹も空いてきた様な気もする
どうするか・・・・
とりあえず昼を食べるのか
漁港で寝るのか
コンビニエンスで寝るのか
とりあえず次の新規場所を確認してから寝ることにして車を走らせた
車を停め新規場所を確認
強い陽が差し海がキラキラと輝く
誰もいない海
ヒラメがいるか確かめたくて
急いで車に戻り支度する
【 ドンスリー 】
上げてくる潮
上げに乗って接岸してくるヒラメを狙う
ハードな磯ではない
比較的ソフトな磯だが
波は力強く豪快に弾ける
上げで無茶はできない
もし片方が波に流されたとしたら助けるのは無理だろう
残された方だって夢見が悪くなる
とにかく安全第一でアタックだ
俺は長距離砲を駆使し、いちばん美味しそうな箇所を狙うが
いかんせんミノーでは届かない
ジグやテッパンは何とか届くかどうかという距離だ
ある程度潮が退かないとダメだな
気づけばモリが前進オフェンス中だ
大丈夫かな
頼むから波にさらわれないでくれよ・・・・
２時間程撃ち込んだか
途中モリと場所チェンジしてみたが
油断した俺は頭から波を被った
波を被る直前に頭を下げて下を向いて備えたにも関わらず
目の前で砕けた波は下から俺の顔面にぶつかってきた
一瞬のスキに力石トールにアッパーカットを喰らったジョーの気分だ
結局モリにも俺にも何もなし
俺はかなりの数のルアーをロストしてしまった
そろそろ移動しよう
【 ドン 】
夕マヅメの２時間をドンに賭ける
朝ヒラメが出たなら可能性あるだろう
開始早々にモリが波間に跳ねるベイトを見たと
テンションが上がる
かなり眠いけどまだ頑張れる
とにかく撃ち込む
幸い同業は誰もこない
陽も段々と傾いてきて気温も下がってゆく
水面を滑空してた鳥たちも住処へと帰ってゆく
ふとモリの様子をみようと振り返る
？
モリがいない？
陽が落ちて暗くなったサーフ
心配になった俺はモリが攻めていた辺りに歩いて近づく
切り立った崖
崖にへばり付いたまま動かないモリをみつけた
その姿はバーミヤンの仏像か地蔵の様
もう体力の限界
肩が悲鳴を上げていると
肩がもう痛くて上がらないと言うモリ
真っ白に燃え尽きたと言うモリ
俺もだよ・・・
健闘虚しくホセメンドーサに敗れたジョーの気分だ
そして俺はかなりの数のルアーをロストしてしまった
もう帰ろう
こんな感じで今年もまた初戦敗退のモリと俺
ヒラメ道はやはり険しい
険しいが何となく今回は手応えが掴めた様な気がする
今年は200日釣行は目指さないが、代わりにヒラメを本気で追っかけるのもアリかなと
そんなことを帰りの車中、朦朧とした意識の中で考えた俺だったのであった
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房総族CUPは、ムラ氏の勝ちです。
年末年始は、釣りにも行けず。
ヒラメ連れてってくれ！
今年は何度かリベンジ釣行するつもりなんで
のり師、一緒にやってみる？
相変わらず厳しい戦いだけど(笑)
燃え尽きてたよ。。。アノ日は。。。
肩が。。。ぶっ壊れたよマジで
昨年は色んな事が有りすぎて、全く釣りに行けない年でした…
今年こそはと思っていますが、全て解決するまで釣りはおあずけです。。。
ブログで楽しんでますので、アップ楽しみにしてます。。
ムラチン、モリ君からいただきました。ありがとうございましたm(__)m
直メしましたが、メアドが変わってたので送れなかったので、この場ですいません(^^;)
10年でも20年でも俺は待ってるぜっ！