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ナス=奈須・南寿・名須・奈数 ・茄子・菜子・七寸 ・南壽

2019-07-10 16:36:06 | 古事記字源
 奈須=茄子の蔕(へた)
    南寿・名須・奈数・菜子
    七寸・南壽・・・・・・ナスカ・・・ナス華の何の化・・・

 ↓↑
 𧫚=言+帶=諦=言+帝
     帶 = 帝
  「ナ廿七  =亠丷」・・・音は八(捌)
 (ヒ・匕・七・𠤎)(ハ)
    ナ・念・漆=音・波
 奈=大+示
     =ナ+乀+示
     =一+人+二+亅+八
      大(だい)
      ナ・ダイ・ナイ
      いかん
      いかんぞ
      なんぞ
      からなし(唐梨・pear)、りんご(林檎・apple)の木
      りんご(林檎)に似た実のなる木
      いかん・いかんせん・いかんぞ
      なんぞ
      疑問・反語の意
   ・・・「梨(なし)」と「茄子(なす・eggplant, aubergine)」の形は
                  エッグプラント・オウバジーン
      「瓜(うり・Gourd family)」にも
      「ユウガオ(夕顔・bottle gourd)」にも似ている
   ・・・下膨れした独楽形のスカート・・・

 ↓↑
 帶(へた)・・・茄子の蔕(へた)は帽子か冠の様なモノだが・・・
         実と花を枝先と結ぶ胎盤・・・
 異体字
 「啼 諟 𧫚 㖒 㖷 嗁 惿 謕 𠸭」
 声符
 「帝・啻蒂禘啼締楴蹄」
 ↓↑
 なす
 栃木県の那須地方
 那須岳の裾野
 岐阜県中津川市茄子川(なすびがわ)
 那須より規模は遙かに小さいが
 屏風山断層の西側に広がる緩斜面
 ↓↑
 「なす」の語源
 「なすりつける」
 「ならす」
 「なずむ」
 「どろどろの湿地」
 ↓↑
 栃木の那須は
 平坦な地形の
 「なら」に通じる地名由来・・・
 岐阜県の
 茄子川は
 平らなところを浸食した意
 ↓↑
 那須塩原市
 那須烏山市
 ↓↑
 宮崎県に集中
 東臼杵郡
 椎葉村
 日向市
 椎葉村では2番目
 日向市では6番目
 に多い苗字
 熊本県
 球磨郡南部
 人吉市
 湯前町
 水上村
 2番目に多い苗字
 ↓↑
 武家那須氏の一族に
 平家残党追討の為
 日向に向かい
 そのまま土着した
 山形県、和歌山県、岡山県
 でも比較的多く見られる
 ↓↑
 武家那須氏
 下野国那須郡(栃木県那須郡付近)発祥
 藤原北家の裔
 元は須藤氏を称していた
 壇ノ浦合戦で
 扇の的を射た
 那須与一
 室町時代に最盛期
 江戸時代以降も存続
 ↓↑
 和銅六年(713)
 元明天皇
 地誌を作る詔
 「風土記」
 常陸国風土記
  ↓↑ ↓↑
  那=刀+二+阝
   =𠃌+扌+阝
   =𠃌+‡+阝
    邑・阝(おおざと・むら)
    ナ・ダ
    いかんぞ
    なに
    なんぞ
    多い
    美しい
    安らか
    なんぞ・いかんぞ・いかん
    疑問・反語の助字
    なに・かの・あの
    多い・たっぷりある
  須=彡+頁
   =彡+一+ノ+目+ハ
    頁(おおがい・いちのかい)
    ス・シュ
    しばらく
    すべからく
    まつ
    もちいる
    もとめる
    もちいる・もとめる・必要である
    まつ・待ちうける・待ち望む
    ひげ・あごひげ・あごに生えたひげ・鬚
    しばらく・しばし・少しの間
    すべからく~べし
    ~する必要がある
    ~すべきである
    ~しなければならない
   =ぜひ必要とする・必須
 ↓↑
 那須=宮崎県、熊本県
    栃木県那須郡発祥
    飛鳥時代から記録
    熊本県八代市の五家荘
    平家の後裔であることを隠すため
    源氏方の
    那須姓を名乗った・・・
 ↓↑
 ナス=奈須=茄子
    南寿・名須・奈数・菜子
    七寸・南壽
    ナスイ=那須井
    ナスカ=奈須賀
    ナスグチ=那須口
    ナスダ=那須田
    ナスハラ=那須原
    ナスムラ=那須村
    ナスモト=那須本
    ナワキ=那脇
 ↓↑

 ナスカ=ナスカ文化
     先スペイン期
     現在のペルー共和国ナスカ市周辺に
     紀元後から600年ころまで栄えた
     ナスカ地上絵
     ペルーの
     ナスカ川と
     インヘニオ川に囲まれ
     乾燥した盆地状の
     高原の地表面に描かれた
     幾何学図形、動植物の絵
     ペルー共和国イカ県の都市
 ↓↑  ↓↑
     1939年6月22日
     動植物の地上絵は考古学者の
     ポール・コソック博士が発見
     後ドイツの数学者
     マリア・ライヒェが
     地上絵の解明作業と、保護
     2011年1月18日
     山形大学は、人文学部
     坂井正人教授
    (文化人類学・アンデス考古学)らのグループが
     ペルー南部のナスカ台地で
     新たな地上絵2つ(人の頭部、動物)は
     ナスカ川の北岸付近で発見
     人間の頭部の絵は
     横約4.2メートル
     縦約3.1メートル
     両目・口・右耳の形が確認
     動物と見られる絵は
     横約2.7メートル
     縦約6.9メートル
     2013年
     同大は
     2つ並んだ人物の地上絵を発見
     2015年
     24点もの地上絵が新たに発見
 ↓↑  ↓↑

     ナスカの地上絵
     盆地の暗赤褐色の岩を
     特定の場所だけ
     幅1m~2m
     深さ20~30cm程度取り除き
     深層の酸化していない
     明るい色の岩石を露出させ描かれている
     長さ
     46mのクモ
     96mのハチドリ
     55mのサル
     65mのシャチ
     180mのイグアナ
     135mのコンドル
     最大のもの
     ペリカンか
     サギ
     もしくは
     フラミンゴを描いた
     285mの鳥類の絵
     花や木々
     装身具や織物
     描いたもの
    「宇宙飛行士」など・・・
     片手が
     4本指の「手」などの図柄
 ↓↑  ↓↑
 ナス=奈須・南寿・名須・奈数
    茄子・菜子
    七寸
    南壽
 ↓↑ ↓↑
 那須与一
 阿倍氏の一族で
 那須国造家である那須氏(姓は直)
 の後裔とする説・・・
 ↓↑
 上那須家
 室町幕府
 下那須家は
 鎌倉公方
 古河公方を頼って勢力争いを繰り返す
 永正十一年(1514年)
 上那須家が内紛により滅亡
 下那須家の那須資房が那須氏を統一
 後は
 宇都宮氏
 佐竹氏との抗争
 天正十八年(1590年)
 那須資晴が
 豊臣秀吉の小田原征伐に遅参し
 所領を没収
 家臣
 大田原晴清の陳謝で
 資晴の子
 那須資景
 に5,000石で改易は免れた
ーーーーー
 ・・・???・・・刹那主義(せつなしゅぎ)・・・?
 未来や過去のことを考えず
 今が楽しければそれでよいという考え
 「刹那」は仏教用語
 非常に短い時間、一瞬、瞬時・・・
 認識論的には瞬時=静止的時間区分・・・
 存在論的には非瞬時=連続的モノの動的変化・・・
ーーーーー
 『梨の形をした3つの小品』
 (仏:Trois morceaux en forme de poire)
 1903年にフランスの作曲家
 エリック・サティ
 によって作曲された4手連弾の
 ピアノ曲
 「3つの小品」とあるが
 「7つの小曲」からできている
 フランス語の
 「梨(西洋梨)」という単語は
 「まぬけ・うすのろ」といったスラングで
 ドビュッシーに対する
 サティの皮肉・・・
 ↓↑
 ナシの語源
 新井白石は
 中心部ほど酸味が強いことから
 「中酸(なす)」が転じたと述べている
 ↓↑
 果肉が白いことから
 「中白(なかしろ)」
 「色なし」
 ↓↑
 風があると実らないため
 「風なし」
 ↓↑
 漢語の「梨子(らいし)」の転じた
 「甘し(あまし)」
 「性白実(ねしろみ)」
 ↓↑
 「無し」に通じこれを忌んで
 家の庭に植えることを避けたり
 「ありのみ(有りの実)」
 という呼称が用いられた
 ↓↑
 逆に「無し」という意味を用いて
 盗難に遭わぬよう
 家の建材にナシを用いて「何も無し」
 鬼門の方角にナシを植え「鬼門無し」
 縁起の良さを願った
 「梨の礫(つぶて)」
 手紙を出しても返事のないこと
 「無しの礫(つぶて)」は誤記ではない・・・
 「砂なし(Sand pear)」の食感の問題だろう・・・?
 ↓↑
 Asian pear
 Chinese pear
 Korean pear
 Japanese pear
 Apple pear
 Nashi pear
 「Sand pear」
 砂のようなシャリシャリした食感から
 ↓↑
 ナシが食べられ始めたのは
 弥生時代頃
 登呂遺跡などから多数食用にされた
 種子などが発見
 それ以前の遺跡などからは見つかっていない
 文献
 『日本書紀』
 持統天皇・六九三年・詔
 五穀とともに
 「桑、苧、梨、栗、蕪菁」
 の栽培奨励
 ↓↑
 5世紀の中国の歴史書
 『洛陽伽藍記』
 重さ10斤(約6キログラム)のナシが登場
 『和漢三才図会』
 落下した実にあたって
 犬が死んだ逸話のある
 「犬殺し」というナシが記述・・・
 ↓↑
 梨園
 玄宗の故事に由来
 歌舞伎界の意
 ↓↑
 梨尻柿頭
 ナシは尻の部分が甘く、カキは頭の部分が甘い
 梨の礫
 便りを出しても、先方からさっぱり音沙汰のないこと
 梨花一枝
 春雨を帯ぶ=美人が涙ぐむさま
 ↓↑
 梨はシャリシャリとした独特の食感があり
 リグニン
 ペントザン
 など
 「石細胞」による
 「石細胞」は
 食物繊維と同じ働きがあり
 整腸作用がある
 なめらかな食感を持つ洋梨はとは対照的で
 洋梨を「バターペア(バターの梨)」
 和梨を「サンドペアー(砂の梨)」
 と呼ぶ
 ↓↑
 ナシの品種
 果皮の色から
 黄褐色の赤梨系
 と
 淡黄緑色の青梨系
 に分けられ
 多くの品種は
 赤梨系で
 青梨系の品種は少数
 色の違いは
 果皮のコルク層により
 青梨系の果皮は
 クチクラ層に覆われており黄緑色となり
 赤梨系の品種では初夏に
 コルク層が発達し褐色となる
 ナシの品種は
 果皮の色から
 大きく4つに分類
 赤茶色系のラセットタイプ(Russet pear)
 赤い赤色系のレッドタイプ(Red pear)
 黄色い黄色系のイエロータイプ(Yellow pear)
 青色系のグリーンタイプ(Green pear)
 レッドタイプとイエロータイプの中間種
 ピンクタイプなども存在・・・
 (by wikipedia.org/wiki/ナシ)
ーーーーー
 ・・・なんもナシです・・・

 瓜=爪+͟͟͟͟͟͟͟ム・・・厂+丨+―+丶+乀
         𠂆+丨+ム+乀
   カ
   うり
   異体字「𠂆+ム+乀」
 烏瓜(ウカ・からすうり)
 胡瓜(コカ・きゅうり)
 糸瓜(シカ・へちま)
 西瓜(スイカ)
 甜瓜(テンカ・まくわうり)
 冬瓜(トウガン・トウガ)・・・冬の瓜=冬瓜(トウカ)だろう?
   ・・・瓜は音読みは「カ」、訓読みは「うり」である
     「ガ・ガン」と発音するのはナゼか?
     「カ」が訛ったのか?
  ・・・「トウグヮ」が訛って「トウガン」・・・?
     問う願いの答えは・・・ゲンジものがたりダロウ・・・?
     「夕顔」は「セキガン・ゆうガン」と読める
     瓜の表面に「白い粉」が吹き出るので
     冬の粉雪に化粧された「瓜実顔」に例えた
     冬の冷たい白い瓜を「瓜実顔」に例えた
     白い冷たい顔は「死に顔」を暗示した・・・
     「顔(かほ・ガン)=彦(ひこ・ゲン)・・・諺
               +
               頁(ケツ・おおがい・ページ)」

 南瓜(ナンカ・かぼちゃ)
 破瓜(ハカ)
 木瓜(ボッカ・ぼけ)
 ↓↑
 冬瓜=トウガン・winter melon=夕顔(ゆうガン)
    つるに下がっている
    うりの実
 ↓↑
 ハヤトウリ(隼人瓜)=熱帯アメリカ原産のウリ科
            別名センナリウリ(千成瓜)
            チャヨテ
            台湾で「佛手瓜」
 ↓↑
 カモウリ(氈瓜・加茂瓜・賀茂瓜)とも
 富山県ではカモリ
 沖縄県ではシブイ
 種子は乾燥させ生薬
 「冬瓜子(とうがし)」で用いる
 利尿や排膿
 果皮は淡緑色で熟すと蠟(ろう)質の白粉を帯びる
 冬瓜=トウゴウ(tougou)?
 白い粉をふいた緑色球形の大きな果実
 トウガン
 (冬瓜、学名:Benincasa hispida
  中国語ラテン翻字: dōngguā)
 ウリ科のつる性一年草、雌雄同株の植物
 果実を食用する夏野菜

ーーーーー
 ・・・?・・・ ドングァ(冬瓜)=中国のスラング(slang)で「ダメな男」・・・
 平安時代には「加毛宇利(かもうり)」・・・
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