kirekoの末路

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短編:『初夜権』のあとがき、とか今後の更新とか

2008年07月18日 20時30分54秒 | 短編
こつこつ書き手としてのリハビリをしてるんです@kirekoです。


>短編、初夜権を読んだ方へ
申し遅れましたが、これは歴史的観点に基づいたフィクションであり、実話ではありません。
この話の中では『あった』と断定していますが、初夜権というシステムが、歴史的に存在していたかどうかは、未だあやふやな部分もあります。が、当時の世相を考えると、これに近いものがあったのではないかと、個人的に想像をめぐらせて書いています。
お目汚し失礼致しました。


>ちなみに
批評と感想は、日曜復帰にしようかと思ってます。
毎日更新しないかと楽しみにしている方は、はっきり言って
少ないだろうと思いますが、もし楽しみにしている方がいたら
日曜までお待ちください。


>またまたちなみに
久々に超能力の長編のほうの更新も出来そうなので、
やれるだけやってみようと思います。
独りよがりーな自己満足歴史ものも、久々に書いてます。
まあ、どうせダメでも、やるなら真面目にやらなきゃ仕方ないというか、
クソ真面目で堅苦しい文章を読める方は、非常に少ないと思いますが、
一応頑張ってます。

あ、自分で自分の作品を批評するという企画はどうだろう。
真のマゾ向けの企画としか思えないが…これは!\(^o^)/

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
いつぞやは (近藤義一)
2008-07-21 12:08:48
 ども、近藤です。
 どこかでご挨拶をしたような、しなかったような。
 作品は大変面白かった。キリスト教会の歴史とか腐敗とか興味があって一時結構調べていたんですが(「薔薇の名前」の影響大ですが)、魔女狩りも被害者数が誇張されているとか、あんまりひどくなかったとか、ここ十年くらいで評価がずいぶん変わっているようで、ネタにしようと思っていた人間としては大分困りました。
 初夜権、新郎以外の人がそういう権利を主張してしまうって風習は日本にもありましたっけ。ただのお話だったかな。
 権力者はセックスのことしか考えてない、みたいに伝えられるのは、西洋では割と伝統なんじゃないでしょうか。それも、キリスト教が広まってからのような。調べてないからあんまり自信ないけど。
 割と男性的な視点で描かれていますが、こういう社会的な背景で、矛盾を感じながらも抵抗できず処女を奪われる女性の気持ちを描いたほうが、男性読者としては衝撃的だったでしょうか。もしくは、女性の共感が得られるのではないかと。
 いい感じに話が散らばってしまった。ではまた機会がありましたら。
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どうもどうも (kireko)
2008-07-21 16:03:06
読んでいただき、ありがとうございます。
突き詰めて調べると意外とフィクションが多いってのは、すげーわかりますわ。自分も好きなんで、西側世界の中世代の話を調べた時期があったんですが、事件や出来事も、やや脚色的なフィクションが入っちゃってる場合が多いですから、リアルなネタをやる嗜好を持つ側としては、商売あがったりなジャンルでもありますよ。
まあでも、書き手の性なんですかね。やや嘘の入った時代物を書くなら、やはり読み手に嘘が嘘とバレるような物は書きたくないので、どっかボロが出てないかとか正直内心びくびくしてました。

女性視点に関しては、そのほうが悲劇的に仕立てられていいかなと思って、後半にちょいちょい盛り込んでみたんですが、ちょっと後で見ると今作でやりたかった方向性がバラバラになったってのは否めないですね。ちなみにやりたかったのは、気弱なロビンフッドが力ではなく頭で権力者に抗うというものでした。でも書いてるうちにキャラクター要素に逃げたくもなったりして…と、そういう迷いの部分が、文章に出てるんだと思います。

感想ありがとうございました。
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