木下牧場 肝っ玉かあちゃんより

近江牛繁殖一貫経営農家から生産者便りをお届けします。

肉のうまみ

2006年09月17日 | 牛小屋から
肉のうまみについては、本当に難しい!
霜降り肉が、うまい?
牛肉の○○の部分がうまい?

本当にうまみ部分って言うのは一番の問題である。
今は本当に化学的に脂肪酸組織などの話がでているが、本当にそれがおいしいのか?

健康でストレスを与えない。環境を考え牛小屋を考え、良い餌を考える!
生まれた時から環境を一緒にする。(一貫だから出来る)
生まれた時から、同じ人間が毎日接し、気温、季節に対し餌の管理をする。
当たり前!

ここの気候、豊富な琵琶湖、優れた餌、ここでとれたワラ、農家の暖かい手で育てる。
当たり前!

出来る事をやり牛たちに感謝し育てているが、
うまみって難しく感じます。
脂肪酸の融点の事、風味の事、口触りを考え兵庫系の母体にこだわり、
種雄を選択して、考えても、何かが?って思う事がある。
牛、一頭づつ違う何かを、いち早く見抜いて満足していける近江牛を作る。
たくさん並んでいる中から、私の牛ってわかる牛!を作る。
世界一の近江牛をつくりたい。(照れます(#^.^#))

いろんな事考えると私は楽しくなちゃう☆
寝られなくなちゃう。
私たちにできる事、この手で出来る事、頑張っていきたい!
結果は後をおって出てくると信じております。

おいしいの一言を求めて…

ё ありがとう。