打てば響く ・・・ ２．生きた世界

人間関係とは　反響です。



与えたり　もらったりするのではありません。


向こうから来たものを

　　また　向こうに投げ返す。



その繰り返しを　・・・　「生きた世界」　と呼んでいます。

打てば響く ・・・ １．つねに勉強

教えたり　教えられたりする時間は　・・・　どこにもありません。


・・・　つねに勉強です。

会話 ・・・ ３．経験

困り果て

弱りぬき

ぎゃふんとなって

　　地べたにのびた経験の持ち主だけが

・・・　本当のことを言えます。

会話 ・・・ ２．沈黙

肝心なときに　話につまって沈黙する

　　・・・　これが　ほんとうの生きた会話です。

会話 ・・・ １．意欲

行きづまってもよい

　　どんづまってもよい。



そこに意欲さえあれば

　　・・・　会話は　りっぱに成立します。

子どもとともに歩む ・・・ ５．確認

子どもがおみやげを欲しがるのは　・・・

自分が　親のことを思っているだけ

　　親は　自分のことをおもってくれているかどうか

　　・・・　それを確認したいだけです。


　　・・・　反響を欲しがっているのです。

子どもとともに歩む ・・・ ４．教育

親と子のあいだには

　　・・・　教育なんてものはありません。



いっしょに遊んだり　喧嘩したりしている姿

　　・・・　これだけがあります。

子どもとともに歩む ・・・ ３．一体感

親孝行は　親が子どもにすることではないし

　　・・・　子が親にするものではありません。



一体感のある親子のあいだで

　　・・・　自然に存在しているものです。

子どもとともに歩む ・・・ ２．まず自分が歩く

火のついたように泣きたてる赤ん坊に

泣くなと言ってとめようとしたら

　　・・・　よけい泣き叫びます。


泣きやめさせるには　その赤ん坊を抱いて

自分自身が赤ん坊を抱いていることを忘れるぐらいに

　　・・・　一生懸命歩きます。


すると　赤ん坊は

　　・・・　不思議と泣くのをやめて　寝てしまいます。


これはなぜでしょうか。

いっしょに歩いていくれている

　　・・・　という安定感があるからです。


抱いて歩いてやるという気持があっては

　　・・・　赤ん坊は　静かになりません。

まず自分が歩く

　　・・・　というのでなければいけません。

子どもとともに歩む ・・・ １．一生懸命の姿

子どもに相対するとき　中途半端な気持で向かっていくと

　　・・・　子供は　けっして喜びません。


やりかけの仕事を気にしながら子どもと遊んでやるくらいなら　・・・

一生懸命仕事をしている姿を見せてもらったほうが

　　・・・　子どもも　喜びます。