気の広場

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続・背中 ・・・ 手当て

2010-03-24 06:05:46 | Weblog
今は昔のイメージになってしまいましたが ・・・


貧家の孝子が

  薬を求める金もなく

苦しむ親の背中を

  懸命にさする ・・・ という光景がありました。


薬がなくて

背中をさするなんて 何の役に立つか

  と言う人もいるでしょうが ・・・


背中は 苦患(くげん)のインデックス ・・・ です。

痛いところ だるいところをさすってほしい

  というのは 患者の人情 ・・・ です。

そして

人情にこたえるというのが 医療の原点 ・・・ です。


病は気から

  ということが真実であれば

    ・・・ 気で病が治らぬでもありません。

そんなことを

昔の孝行息子が

  考えていたかどうか ・・・ 。

考えていなくても

手は自ずから

    ・・・ ほかならぬ背中に伸びていたことでしょう。


「かわいい子ね」と頭をなでる。

が、

東南アジアには

  頭を触られると怒る ・・・ という文化があります。


背中をさすられて

  怒る文化があるかどうか ・・・ は知りません。











背中 ・・・ 手当て

2010-03-24 05:19:02 | Weblog
鈍重な顔をしていて

そのくせ反応は鋭敏な人

  ・・・ そんな人が世間にいるものですが

背中は ちょうどそんな感じです。


背中を バカにしてはいけません。


背中ほど 大事なところはありません。

・・・ というのも

具合の悪いとき

介抱に背中をさする人はいても

  おなかをさする人はおりません。


手当てとは

文字通り「手」を当てるということで

  介抱、介護、医療の原点ですが ・・・

たしかに

手を患者のからだに当てるだけで

  苦痛は ・・・ いささかでも楽になるものです。