きもの和らいふスタッフブログ/札幌を中心に北海道で振袖をレンタル&販売の日々

大正元年創業の老舗呉服店とは思えない(◎_◎;)スタッフのゆるーい日常を綴っています。

着付教室の日のキモノ

2015年05月12日 | 日記
事業部のHです。

昨日から、新入社員の着付教室を担当しています。

昨年の反省をもとに、
今年は、まず「浴衣の着付」から始めました。

今年の新人3人とも、1時間で、
浴衣の着付と、半幅帯の結び方2種類をマスターしました。
・・・これで、最悪、名古屋帯が結べなかったとしても、
 キモノを着て、半幅帯を結んで、外に出す事が出来ます。

そもそも、たった3日間で、
ひとりでキモノが着られるようにするのは、
大変なんですよ

1回に集中出来る時間は2時間がいいところですから、
3日間と言っても、実際は6時間強で
補正して、長襦袢着て、キモノ着て、名古屋帯結んで、
を、マスターするのは、超・難しいです。

着付教室に通ったことがある方なら、
お分かりいただけるかと思います。

最初は、どうしても力が入っちゃうので、
動きもロボットみたいに堅くって、
緊張すると、右手も左手も分からなくなったり、
頭で思ってることを、自分の手足に伝達出来なくなるんです。

習う方もキツイと思いますが、
教える方はもっとキツイんですよぉ~

おまけに、天気予報は雨だというのに、
着付教室のために、キモノ出勤です。
めんどくさっ
(呉服屋さんがそんなことを言ってはいけませんね。

たまに呉服屋さんらしく、
本日のコーディネートをご紹介します。

 

大島につづれ帯なんですけど、
この帯は、私が和らいふに入社する前ですが、
母が、私の誕生日に買ってくれたものです。
・・・和らいふで。

 は、着付教室で使用するのに用意しました。

   

定年退職した元S店長にいただいた、
古い大島2反を、片身がわりに仕立ました。
帯は、古い紅型の小紋を解いて、名古屋帯に仕立ました。
八掛が淡い紫なので、帯揚げもラベンダー色にしてみました。