事業部のHです。
先日、すすきのの地下にあるATMに
列んでいた時のことです...。
ATMの前で、若い女性が操作中で、
その後ろに私と同年代の女性がひとり、
その後ろが私で、
私の後ろに若い男性が列んでいました。
そこへ、右方向から
年配の男性がやって来て、
私の前の女性の横に、ピタッと立ち止まりました。
横に立たれた女性は、一瞬、右側を見ましたが、
何も言葉を発せず、前を向きました。
夫婦なのかな・・・
と、そのときは思ったのですが、
前の女性の順番が来て、
彼女がATMの前に進むと、
横に居た男性が、スーッと、私の前に立ちました。
はぁ
あの、スミマセン列んでるんですけど...
と声を掛けると、
「何だと」
列んでるんです
「何処に」
ここに
「こっちが先に来た」
いいえ私が先に来て、列びました
「何処に」
だから、彼女の後ろに
あ”~もう、いいお先にどーぞ
「いい先にやれそのかわりモタモタすんな」
はぁ
と、まぁ、こんな遣り取りの間に
前の女性が立ち去り、ATMが空いたのですが、
どーぞ、お先に
と、(じじぃに)促すと、
「いいから、さっさとやれ早くしろ」
はぁ・・・
これ以上は言い争っても仕方無いので、
とにかくムカツクだったのですが、
黙って、前に出ました。
でも、結局、あれから不愉快な気分のままで
1日の大半を過ごすことになり、
ふと、何で私は、こんなことを
笑い飛ばせなかったんだろう...って
自分が情けなくなりました。
横柄で、ぶっきらぼうで、偏屈で、
自分勝手なヒトって、私の周囲に大勢居て、
いつも、ハイハイって、振り払って、
全然、気にしないで、笑い飛ばしているのに...
何で、こんなことに腹立ててたんだろ~
もし、あのとき、途中で、笑って、
私が小さくて見えなかったのね、ごめんなさいね
って、言っていたら、
こんなに嫌な気分にならずに済んだと思うのです。
家に帰ってからも、さえない気分でいました。
その日に、注文をまちがえる料理店のニュースを見ました。
(以前から、このイベントのことは知っていました)
ホールスタッフが、認知症というレストランです。
注文を間違える、注文が覚えられない
でも、お客さんはそれを受け入れて、
そのハプニングを楽しむ・・・
ミスすることが前提だから、
ギスギスすることもないし、イライラすることもない...
それよりイキイキ働く姿に、思わず笑顔になる
「まっ、いいか」で済むことじゃないの...
そうなのよ~ 私も、もっと大らかな気持ちで、
ハプニングを受け入れて、笑い飛ばせば良かったのにぃ~
と、大いに反省する自分でした