「もうこんな時間か…。ラストオーダーから2時間半くらいねばってもう日付変わるしそろそろ帰りましょう」
「それもそうだね。もう話のネタ出し尽くしたし…。家に帰ってマクロス見なきゃ」
「元気だな…。俺はもう寝ようかと思っているんだけどw」
「まだまだだな」
「こう言っているうちにお会計終了ー。さー帰るぞー」
「外は寒いな~。そりゃもう12時回ってるもんなぁ~」
こうして帰路につく皆。私以外は家が近いのでこの寒いなか歩いて帰ろうとしています。
「皆さん歩いて帰るのかい?」
「え?もしかして送ってくれるの?」
「まーねー。夜中に女の子歩かせるワケにいかないからさ…」
「すいませんよろしくお願いしますー」
「いいって事よ。えーと、さっさん、カミーユ、レモンとそのお友達で4人だから…俺合わせて5人か。久々のフル乗車だな。あのさ~、誰か1人助手席乗ってくれ~」
「バッ!(挙手)」
「わたしパス」
まさに同時。同時にこの現象がおこった。本当にまったくの同時であり、一瞬の出来事だった。
「ありがとうさっさん…、さっさんだけだよジャスミンの助手席に乗りたがる人。それにくらべおめーは何だ?」
「え~~?何が~?」
「なんなの?マジでなんなの?」
「え?何が?」
「いやだから、さっさんこうやってすぐ手挙げたじゃん。カミーユすぐ「わたしパス」って何なのよw」
「だって嫌だもん」
「あ?なんなの?マジなんなの?」
「いいじゃんwwさっさん乗るって言ってるんだしw」
「なんなの?カミーユ・ビダン、おめーが土下座すればいいんだ。ほら雪降ってるし寒いしアイシクル土下座できるよ?」
「やーなこった。キラークイーンこそジャンピング焼き土下座すればいいんだよ」
「……。んじゃ後狭いけど好きな所に乗って。俺雪降ろしてるからさ」
「おじゃましまーす」
「よっこいしょういち」
「…………」
「おいルームランプつかねーぞー」
「壊れてるんだよ…」
「おわっ、椅子に解氷スプレー?あった。なにこれ?」
「フロントガラスにこびり付いた氷を溶かすスプレーだよ…」
「これなに?」
「沖縄で買ったパイナップルの携帯クリーナーだよ…」
エンジンかけながら車の雪降ろしたり窓の氷を剥がす私。寒い。しかしこれも雪国のドライバーの仕事なのである。
「よーし出発、テラ吹雪w」
まずカミーユさんの家でカミーユさん、さっさんさん、そのお友達の3人を降ろす。
「どうもね。んじゃマクロス見てアルトに文句言って寝るわ」
「新しい映画みたらアルトがどっち取るか教えてくれよ…」
「じゃあね~。また今度」
「はいよぉ」
続いてレモンさんを送る私。
「いや~Kニートも来ればよかったのにね~」
「まったくな~。あ、曲がるところとか止まるとことか早めに言ってくれ」
「わかたー。………もう過ぎたwww今のとこだわーw」
「なん…だと…?」
「サーセンwwwwwwここでいいよwww」
「おk」
「それじゃまたー」
キラーユ会 クリスマス編
おわり
「終わったッ!第1部完ッ!」
「てな感じでキラーユ会クリスマス編終わりだよ。惜しくも予定の2ヶ月まで1週間持たなかったね…。キラーユ会のレギュラーはどうするのかって?大丈夫、これからキラークイーンはディレクターズカット版の製作するんだって。なんとかひねり出してキラーユ会は存続するよ!」
「というワケで次回はちゃんと23日に更新するからね!」
次回予告
「だからさ、スカイプやればいいんだよ」
「え~めんどくさいだけど」
「なんだよ簡単だぞ。俺がインストールしてやるわ!」
「いやいいです」
乞うご期待。まだだ…まだ終わらんよ!