「という事で中編です。中編ではなぜ2つに選択肢が絞られたにもかかわらず確率は1/2ではないという事になったか?から説明しますぜ?」
「おう!こっちは気になって夜も寝らねぇ。もしかしたら昨日のうちにググってネタバレしちまったやつもいるかもしれねぇぜ」
「まぁ仕方がありません。まず結論からいいます。選択肢を2つにした時点で『選択肢を変えた方が正答率は上がる』んですぜ」
「なん…だと…?つまり…ハメられた…そういう事だな…」
「EXACTLY(その通りでございます)」
「あ!俺分かったよ!3つの選択肢を選ぶ段階では全て1/3の確率なんだ。
確率(正解に★)
プジョル 1/3 ★
シャビ 1/3
バルデス 1/3
だろ?ここでシャビを抜かしてプジョルと2択にした。すると最初に選らんだバルデスは1/3だとして
プジョル 2/3 ★
バルデス 1/3
だからプジョルの方が『当たる確率としては高くなるんだね!」
「!?」
「!?」
「!?」
「すごいな王子様、その通りですぜ。例えば5人に増やしてみましょう。5択だったら1つの選択肢の正解率は20%だ。Aを正解としてみよう。
A 20% ★
B 20%
C 20%
D 20%
E 20%
ここでDを選択して、AとDの2択にしてみましょう。
A 80%
D 20%
なんでAが80%なのかというと、Dを選択してA(正解)の答えを残すって事は
ABCEのうちどれか 80% ★
D 20%
って事になりますよね?だから2択になったら選択肢を変えた方が『確率は高い』んです」
「なかなか面白れぇぜ!よし、ちょっと俺が問題だしてやらぁ!後編に続くぜ!」