人々のことを考える政治が国を繫栄させる

朝鮮（北）人の死体が乗った老朽漁船が日本の日本海沿岸に漂着すると、付近の人々は暗い気持ちになります。日本が朝鮮に連絡しても返事がないと本当に困ります。亡くなった人には家族がいると思うが、家族はどう思っているでしょうか。国からは何の連絡もなく、漁に行ったまま行方不明になっていることを案じているでしょう。日本でニュースになっていることを知っているでしょうか。日本の地方自治体は、亡骸を無縁墓地に葬り、老朽漁船を、燃やすなり、解体するなりして処分します。朝鮮よ、何とかしてくれと思います。核兵器を持っている、強大国になったと威張っていないで、国民の命を大切にする普通の国になってくれと思います。

地中海や大西洋では、溺死体が沿岸に漂着するそうです。難民が危険な船に乗って海洋に出、海が荒れたりすると船が沈没して多くの難民が溺死します。赤ちゃんもいます。難民を出した国は知らん顔をしています。日本海沿岸に漂着する死体問題と同じ問題が生じます。亡骸を処分する人は、難民を出す国よ、何とかしてくれと思うでしょう。

世界では悪政が原因で毎年数千万人の人が早死にしていると思います。権力者政治家が政治を行うと必ず政治を批判する人が出てきます。すると権力者政治家は彼らを弾圧することに注力します。国は生産に力が入らず、人々は生産意欲を失うので国の生産力が低下し、貧困化が加速します。国は無力化します。

政治は権力者政治家がやってはいけません。人々の生活水準を上げることを考える人が政治家になるべきです。

専制政治でも人々のことを考えて政治を行うことができる、批判する人がいるから善政ができないと権力者政治家は言います。自由を抑圧される苦しみがわかっていません。実は人々のことを考えていません。

専制政治で国が長く繫栄することはないと思います。人々の不満が高じて国が乱れます。権力者政治家も権力を失うことになります。

民主主義国でも経済力で階級が生じ、政治家の選挙が民主的に行われないと政治家は権力者然としてきます。するとやはり人々の不満が高じてやがて国が乱れます。民主主義国でも支配階級が生じていないかよく観察し、階級破壊を試みないと国が乱れます。

日本の場合、人々を雇用する会社を重視することで人々の生活が安定するとの考えが強いため、資本家・経営者階級が生じ、一般の従業員との格差が広がっています。経営者は年俸1億円以上、従業員は数百万円などという格差が生じています。従業員が数百万円もらえるなら結構なことだと言って、資本家・経営者を優遇していると、彼らが特権階級化します。すでに日本ではこのような現象が生じて、貧困層拡大が進んでいます。

国の繁栄を永続させるには、生産を重視し、貧困層を減らす政治が必要です。会社の利益は資本家と経営者と会社と国・地方自治体に分配するだけでなく、従業員にも分配すべきです。従業員のおかげで利益を出したと考えるべきです。頭を重視して手足を軽視するようでは体の健康維持はできません。