おはなしきっき堂

引越ししてきました。
お話を中心にのせてます。

使ってナンボ

2024年06月21日 | 絵日記



なんぼ・・・方言だな。
使ってこそ価値があるって事。

義母が亡くなってから使える「消耗品」が極力使うようにしている。
納屋に高く積み上げられていた市の指定のゴミ袋は1年近くたつがまだある。
よく考えれば、この分の出費が抑えられるなと有難くはある。
ただ、このように「使える」物は案外少ない。

この前、入浴剤の「バブ」が何箱か出てきた。
小さい箱に入っていた。
何かの試供品とか粗品とかでもらったものかもしれない。
うちも使っているので、さっそく入れてみたんだが・・・。
シュワシュワがない。
見るからにパッケージは今のと違うと調べたら、1983年の発売当時のパッケージだった。
40年前・・・。
元々最初に販売したのが、シュワシュワが少ないのか、それとも劣化したのかわからず処分した。

貰った物や試供品は使わないで置いておくルール?
タオルは、名前の入ったものがベットの下の引き出しにぎっちり詰まっていた。
今はないだろうと思う義父の会社の保養所の宿泊セット(タオルと歯ブラシと小さい歯磨き粉)が袋に入ったまま4セットあった。
おとーさんによると一家で子供の頃に一度行ったと言っていた。
多分、そのころのかも。
という事は、やっぱりバブより古い40年以上前のものだ。
タオルは使える。
歯磨き粉は処分。
歯ブラシは今のとやっぱり違っていたが、細くてちょうど隙間を磨くのよくてちょっと使って処分した。

と、まあ40年間ほど眠っていたものを使ったり処分したりしている。
先にも書いたけど使えない物も多いけど、こうやって利用しているので出費は抑えられているよなとは思う。
ティッシュペーパーは、〇〇人形店と書いてあるのが何箱かあり、これは多分孫たちのどれかの節句の人形を買った時にもらったものだと思うから、30年前か。
中はどうなっているんだろうかと。
なぜ、使わないんだろうか?
節約とは違うような気がする。
節約なら、そういった景品などはすぐに使うだろう。
不思議だ。

それと今までこういったのを正直貰った事はない。
多分義妹もそう。

一度、息子がコロナでマスク不足だった時に、心配した義母が息子にマスクとかを送った事がある。
息子から電話がかかってきて
「おばあちゃんから『ゴミ』みたいなのが送られてきた」という。
聞くと黄ばんだマスク(息子によるとなんか衛生的に問題がありそうだと)や、なんだかわからない試供品などのセットが段ボールに詰めて送られてきたらしい。
今思うと義母の大事なコレクション?を息子の為に送ってくれのかと思う。

お礼だけ言って『ゴミ』とは言うなよと息子に念押しした。

うちだって古い物はある。
しかし、こういった消耗品はあまりない。
だって買ったり貰ったりしたら即使うし。

ただ、こうやって書いているとどんなに散らかっているのかと思われるかもしれないけど、きちんと綺麗に仕分けされて山盛りで保存している。

ずっと日の目を見なかった物たちを頑張って使っているし、必要な人がいたら差し上げている。
かなり古いと思う弁当箱が出てきたが(これも多分何かの景品)喜んで貰っていただいた。

先は長い。


コメント (2)
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