平成最後の日のランチはおとーさんと一緒にお蕎麦を。
この前、妹と行ったお店だ。
私は小エビのおろしそば。
おとーさんは、ミニ天丼とざるそばのセット。
明日は家で食べるつもりで以前から気になっていたのを買った。
レンジでチンするだけで食べられるカツカレー。
ご飯もついていて「大盛」って書いてあり、298円。
味はどうかわからないけど世の中便利だ。
この調子で後半も乗り切らないと。
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昨日、コブちゃんがベッドで寝ないと書いた。
するとおと-さんが
何をしたかと言うと・・・
「おやじ臭」をつけた。
こんなので・・・と思っていたら・・・
すぐに入った・・・。
うそ・・・。
「おやじ臭」は、掃除機臭と違って大丈夫らしい。
本当か???
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少し読んだ本の話を。
益田ミリさんと言えば「スーちゃん」のシリーズで有名になった人だ。
イラストレーターで漫画家でエッセイスト。
たくさんの著書がある。
ただ「漫画」とは違うジャンルのような感じもする。
この本は多分そこそこ大きい企業の3人の「マリコ」と言う名前の年代が違う女性社員が「そのシーン」をそれぞれの視点で見る。
好き嫌いが分かれるなと思ったらやはりアマゾンのレビューでも分かれていた。
私の感想は、一言「古い」
なんだか、女性社員への対応や役目が一昔前みたい。
今ならコンプライアンスに引っかかる事ばかりを男性社員に言わせている。
いつに書かれた話なのか?と思うが、本自体は初版が去年の7月なようなので、まだ書かれたのは新しい。
でも、40代のマリコが「バブル世代」と言われているのを読んでそれなら、私以上(以上と言う事は私も入る)の世代じゃないかと思った。
そうすると私が40代の時の話と言う事は10年前ぐらいの話になる。
わざとそんな年代で書かれているのか?と読んだ後思った。
20代のマリコの視点もどこか今の若者(例えばうちの息子)と違ってずれている。
この本は、実は10年前の自分を見る本なのか?と思う。
10年前と言えば、そういえば会社をちょうど辞めた時だった。
会社に存在意義を感じられなくなり、ずっと辞めたがっていた。
子どももいて、生活も夫婦で働かないと駄目なので存在意義を感じられなくても「生活の為」とつぶやき出勤していた頃だ。
ずっと長く「何が一番大事」かを考えて仕事をしていた。
ともすれば、会社と言う組織に飲み込まれていくのを食い止めるために。
「一番大事な物が一番大事」だとネットで知り合った人に教えられた。
一番大事な物は私にとっては息子であり、家族だった。
決して、会社での存在意義ではないという事。
仕事と言うのは収入を得るための手段であるというのを自分で言い聞かせる。
働かないと食べていけないから。
出世するのが大事なのか、それとも家族が大事なのか?と比べると家族が大事なのは間違いない。
それでも、人より努力してやり遂げた事の評価が低ければへこむ。
残業が出来ないから、時間内に必死でやり方などや効率を考えて早く終わらせても、残業でずっと残っている人より評価が低い。
それに悩んでいた時代だった。
辞めて半年ほどは魂が抜けた感じになったが、大体悩みの原因は会社だったので元気になっていった。
なんて狭い世界で悩んでいたのかって。
私には家族が残った。
でも、残った人たちでその家族を失った人もいた。
何が一番大事なのか?
平成最後に振り返り改めて思う。
会社は人生の最後には残らない。
「マリコ、うまくいくよ」は
きっとこの後の10年後の事を言っているような気がする。
平成も過去の時代になる。
うまく時代が流れて行くようにと願う。
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コブちゃんは、おとーさんが座った後の椅子に慌てて座った。
ほんのり温かみが残っているのか?
それともおやじ臭が残っているのか?