白菊

おはようございます。






ノジギクが咲きましたと
花束をいただきました。

さっそく
花瓶に
投げ入れました。

真ん中が黄色くて
花びらが白いのがノジギクです。
ノジギクは
明治17年（1884年）
牧野富太郎博士が
高知の仁淀川沿いで
見つけ命名したそうです。


白いノジギクと一緒に
黒いぬばたまや
サガギク（白くて花びらが細い）
ノコンギク（紫色）
もいただきました。

あまり見たことのない
黒い実は
ぬばたまといいます。
花はヒオウギといって
オレンジ色で斑点模様があるそうです。




・ぬばたまの
夜さり来れば
巻向（まきむく）の
川音（かはと）高しも
嵐かも疾（と）き
万葉集　柿本人麻呂

意味　夜になってきた近くの巻向川の川音が
高くなってきた。山嵐が激しくなっているのだろうか。

・ぬばたまの
夜更けゆけば
久木（ひさぎ）生（お）ふる
清き川原に
千鳥しば鳴く
万葉集　山部赤人

意味　夜が更けてゆくにつけ、
久木の生える川原で千鳥がしきりに
鳴いているよ。

「ぬばたまの」は黒や夜にかかる枕言葉で
漆黒をイメージさせる。

万葉集は
あまり詳しく
ありませんが
しずかな秋の日に
くちずさむと
いい感じです。

古典の授業で
きっと習ったはず！！
勉強すればいいときに
勉強したくなくて（高校生）
勉強しなくてもいいときに
勉強したくなる（今）
今が歌を読んで一番楽しい。
不思議な気持に気がつく今日この頃です。



かわいいキューピーの嫁入りです。
菊に囲まれてしあわせそうでした。
よかったね♡


素敵な一日になりますように。
お越しいただきありがとうございます。




アネ　モネも
さくころ。