染織工房きはだや 「店主の独り言」

きはだや店主が今日の出来事を語る。喚く。話す。切る。
でも日記は苦手。
皆様の気軽なコメントをお待ちしています。

雨の日本橋も悪くない。

2014年10月05日 | 店主の一日
今日の日本橋は雨です。
昨日まで、連日好天でしたので、これもありかと。
あまり呑気な事も言えませんが、人通りのまばらな雨の日本橋も悪くありません。

今日が催しの最終日です。

この場所には新潟県が会場を作った当初から出ていて、利用回数はきはだやが一番多いのではないでしょうか?
驚いたのはCOREDO室町開業後、室町2.室町3が相次いで出来、すっかり町が変わりました。
従来は昔の江戸の街の様に、圧倒的に男性が多い場所で、土日にはお昼を食べるのも困難な程に土日閉店の店が多く閑散としていましたが、
今では土日も夜もショッビングを楽しむ人の流れが生まれました。
十数年前からの再開発計画の賜物だと思うのと同時に大きなお金の動くスゴさを感じます。
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ガチ民家食堂

2014年10月03日 | 店主の一日
都内にでると「古民家カフェ」や「古民家食堂」が人気です。
「古民家」って言っても、どれほど古いわけでもない気がしますが、都心部でマンションばかりだと木造一戸建てで洋花に浸食されていない家は案外少ないのかも知れません。

十日町なんか、そもそそもが「民家」なので、そこに人が喜んでくるとは思えません。

そんな中、先月、行って来ました!

「ガチ民家食堂」

先ずはそばを食べに行った十日町のそばや「清兵衛」です。
きはだやからだと車で15分くらいでしょうか?
十日町の山間部の集落にあります。
僕の高校の友達にもこの集落の出身者がいて、「昔は近くの空地に大麻が普通に生えていた」と自慢するのを聞いた事があります。
この店、ガチで民家です。


十日町によくある一階が車庫で二階以上が住宅の家。
どういう経緯でそば屋になったのかは知りませんが、建てた時は間違いなく普通の家です。
この店の近くにも何件かの同じ様な普通の住宅があります。
看板がなければ多分、どれがそばや屋かわからないでしょう。
このお店の写真はこれしかないので、「そばや清兵衛」を検索すると行った時のブログを書いてる人がいますのでご参照ください。
http://nuki2pon.exblog.jp/20484335
http://blog.livedoor.jp/okashi1/archives/51910893.html
入口のドアもYKKみたいな感じで、実際にそばを食べる部屋はどう見ても嘗ての居間です。


続いての「ガチ民家食堂」は小千谷と柏崎の間にある「うっちゃんラーメン」です。

さっきの清兵衛以上に「民家」です。
このお店、車で走っていると突然、あるので気をつけないと見過ごします。
こちらもラーメンの幟がなければ絶対にわかりません。
と云うか、ラーメンの幟があるけど、ラーメン屋に見えない感じです。
入口に「メニューと営業時間」が書いてあるので、辛うじてラーメンや屋として確信出来る感じです。

車も庭だか玄関への入口だかよくわからないところに止めるのも面白い。
かなりドキドキします。

店内はこんな感じです。

完全に自宅の座敷です。
床の間もあります。
作っているところも厨房なんだか台所なんだかよくわかりません。

座敷と云うか食堂から見た外の景色はこんな。

稲刈り前の棚田が見えてホッとします。
僕は最近しったのですが、店内に寄せ書きがあって、随分前から営業していました。
まさに、「ガチ民家食堂」の先鞭と言えるかも知れません。

「うっちゃんラーメン」は小千谷から柏崎に抜ける山間の集落、江戸時代から続く和紙の産地「小国」にあります。
昭和@@に建てられた古民家を改装した食堂で、ラーメンが自慢。お米は地元の美味しいコシヒカリを使っています。
昔ながらの広々した座敷でゆったりお食事を楽しめます。
ふと目を窓の外に向けると、そこには美しい里山の棚田が広がります。
日々の喧噪を忘れて暖かなラーメンを食べに、和紙の里「小国」のうっちゃんラーメンにきませんか?
一見、頑固そうな親父の手作りラーメンが待ってます」

コピーを作ろうとこんな風になるのかも。あはは。


ちょっと長くなっちゃった。




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御嶽山噴火のニュースで思う その2

2014年10月03日 | 店主の一日
昨日はラジヲを聞いていました。
ここでもニュースの多くは御嶽山の噴火の状況に時間が割かれています。
テレビで報じたインタビューの音声だけが流れるのですが、聞いているとそれなりに堪えます。

この噴火は山に責任を問う事などできるはずもなく、被害の検証をすることで何か新たな気づきがあるようにも思えないのですが、(地震や噴火の予知の可能性みたいな事や、事業仕分けで研究予算が削減されたみたいなものはあるし、登山者個人としては火山には近寄らない、ヘルメット等で頭を守る事は大事くらいの教訓はあるかもしれないけど)報道は教訓よりも常に「よりドラマチック」で「よりセンセーショナル」ものを求めていきます。
その報道競争により(まあ、自由経済社会では報道も間違いなく競争なのです)本来であれば入ってはならない領域に足を踏み入れてしまう、あるいは事実を歪曲してしまう事が少なからずあるように感じるのです。
インタビューは別に無理矢理話をさせてるわけじゃないし、『ちょっとお話を伺っていいですか?』みたいな事をしているのだとは思うのですが、時として優秀なインタビュアーによって報道する側の求めるような応対を作られている場合もあるように思います。
報道を見る時にこれは本当に報じられるべきものなのだろうかと感じる事があります。
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御嶽山の噴火

2014年10月02日 | 店主の一日
初日、二日目と「ブリッジにいがた」の会場におりましたが、ちょっと合間は十日町に戻ってきました。
その間は久エ門君が会場におります。塩沢のお召なんかも、いい柄があります。

さてテレビでは連日、御嶽噴火のニュースが続きます。
山に登るのが好きな店主としては大変に悼ましいニュースです。
3000mを越える高峰ながらも、登山道がよく整備され、日帰りも可能な事から人気の高い山です。
僕は登った事はないのですが、初心者にも登り易いかと思います。
丁度、紅葉の始る時期でもあって、土曜の昼は早朝に登山口を出て山頂でお昼を食べる日帰り組で賑わっていた事は想像に難くありません。
それも噴火、降灰、噴石と全く想像も出来ないような環境で多くの被害者が出ている事に胸が痛みます。
もし、噴火が夜であったら、あるいは平日であったら、多分、もっと被害は少なかったはずです。
遺族の方への取材も切なく、正視できないほどです。

他方、救助に向かう消防や自衛隊の方の苦労も大変だと思います。
歩いて行く事も容易でない場所へ、しかも噴火の危険と隣合わせになりながら、救助に行く様に胸を打たれ
被害者を発見しても搬送は困難を極めるのだと思います。
二次災害のない様に被害の全容が収束するのを願うばかりです。

時々、噴煙を上げる御嶽の様子が映ります。
それは秋の青い空を背景に堂々として美しい様です。
大きな被害に自分が全く関与しなかったかのようです。
自然というのはそういうものなのでしょう。
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