染織工房きはだや 「店主の独り言」

きはだや店主が今日の出来事を語る。喚く。話す。切る。
でも日記は苦手。
皆様の気軽なコメントをお待ちしています。

久保田さんのこと

2014年10月06日 | 店主の一日
久保田さんにはいろいろ、お世話になる。
彼女の審美眼に適って作家として生活する道が開けた人も少なくない。
公私ともお世話になる。
私と言っても家族ぐるみの付き合いがあるとかではない。
「公」はお互いの仕事のでリアルのお金が動く事。尤もこれもウチの貢献度は大概に低く、どちらかと言うと負担ばかりかけている気がする。
「私」はお金の動かない事。困って彼女に相談に行くと何か曖昧な啓示のようなものを得る事がある。
そうポール・マッカートニーが「Let it Be」を歌うように!

年齢は判らないが、間違いなく僕よりも一回り程度は上だと思う。
僕は興味があれば女性にもあまり心配しないで年齢を聞いてしまうが、久保田女史には流石に憚られる。
仮に問うた時に彼女が屈託なく答えるか、あるいは雲にまかれるかそれさえも検討がつかない
本職が何であるのかは判らないけれど、とても忙しい。
忙しすぎる時や、(最近は年齢的に少し疲れる)といって、クールでハンサムなご子息が店を切り盛りするのに遭う事もある。
残念ながらご子息の事はあまりよく知らない。まあ、前述の通り久保田さん本人の事もよく知らない。
とても忙しいのだけれど、とても自由だ。
彼女の確たるポリシーは厳然として存在するだけれど、些細な事に拘ったり、束縛されている感じを全く受けない。
思考はするけれど緊張はしない。
もちろん僕に対しても思考は求めるけれど、緊張は求めない。

本当は夏の間にしておかないとならない連絡を先日したところ丁寧なお手紙をいただいた。
僕は字の善し悪しが判らないのだが、どんなモノにでもさらりさらりと書く。
彼女の字から彼女の持つ自由さを感じるのです。


そんな久保田さんからお手紙をもらったので、ちょっとその字を載せてみようかと思い。

コメント
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