染織工房きはだや 「店主の独り言」

きはだや店主が今日の出来事を語る。喚く。話す。切る。
でも日記は苦手。
皆様の気軽なコメントをお待ちしています。

御嶽山の噴火

2014年10月02日 | 店主の一日
初日、二日目と「ブリッジにいがた」の会場におりましたが、ちょっと合間は十日町に戻ってきました。
その間は久エ門君が会場におります。塩沢のお召なんかも、いい柄があります。

さてテレビでは連日、御嶽噴火のニュースが続きます。
山に登るのが好きな店主としては大変に悼ましいニュースです。
3000mを越える高峰ながらも、登山道がよく整備され、日帰りも可能な事から人気の高い山です。
僕は登った事はないのですが、初心者にも登り易いかと思います。
丁度、紅葉の始る時期でもあって、土曜の昼は早朝に登山口を出て山頂でお昼を食べる日帰り組で賑わっていた事は想像に難くありません。
それも噴火、降灰、噴石と全く想像も出来ないような環境で多くの被害者が出ている事に胸が痛みます。
もし、噴火が夜であったら、あるいは平日であったら、多分、もっと被害は少なかったはずです。
遺族の方への取材も切なく、正視できないほどです。

他方、救助に向かう消防や自衛隊の方の苦労も大変だと思います。
歩いて行く事も容易でない場所へ、しかも噴火の危険と隣合わせになりながら、救助に行く様に胸を打たれ
被害者を発見しても搬送は困難を極めるのだと思います。
二次災害のない様に被害の全容が収束するのを願うばかりです。

時々、噴煙を上げる御嶽の様子が映ります。
それは秋の青い空を背景に堂々として美しい様です。
大きな被害に自分が全く関与しなかったかのようです。
自然というのはそういうものなのでしょう。
コメント
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