毎年五月三日は恒例の十日町きものまつりです。
割と毎年天気もよく。十日町ではこの日に合わせて成人式が行われるので、羽織袴に振袖姿の新成人が町に溢れます。
もちろん、一般の方のきもの姿も多く。
僕はこれに先立って、宮本茂十郎顕彰碑のお詣りに。
今日は袷では暑いほど。
宮本茂十郎は明石の生まれで西陣の織物技術を以って各地を転々とし、十日町に透綾織と高機を伝え、以後、絹による縮み織物の技法が作られてたと言われます。
十日町には二年ほどしかいなかったので、その詳細は明確でないため、諸説あります。
十日町歴史のレジェンド、S先生に伺ったところによると、名前は茂十らしく、諏訪様のお宮の下に居を構えたので、姓は宮本、茂十では何だかいかにま流れ者っぽいので箔をつけて「茂十郎」としたとか。
この十日町織物の祖を毎年、織物組合理事長、市長始めでお詣りをします。
今日は好転で暑い日になりそう。
僕はこれから町内の「きものStyle café」でビール売り。