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染織工房きはだや 「店主の独り言」

きはだや店主が今日の出来事を語る。喚く。話す。切る。
でも日記は苦手。
皆様の気軽なコメントをお待ちしています。

竹内栖鳳展

2013年10月10日 | 店主の一日
竹橋の近代美術館で開催中の「竹内栖鳳展」を見ました。
会期は今週末までなので、随分と混んでいました。
掛け軸も屏風も状態がいいのですが、よくよく考えてみたら、近代の画家でもあるのでそれもそうかと。
絵の他にも様々な資料が展示してあるので、足跡を知るにも興味深い展示です。



入口からすぐに始る、ライオンの屏風は作品の大きさと細密な筆致が圧巻です。
解説には1900年のパリ万博の触発されたとありましたが、明治に入ってヨーロッパの空気に触れた当時の芸術に大変に魅力を感じます。今回の竹内栖鳳もそうですし、柴田是真などもそうかもしれません。
~そもそも素人なので、あまり難しい事を書くのは止めておきます。

後半には晩年の掛け軸も多くありました。解説には「円熟」とありましたが、なるほどおおらかで味わいのある絵でした。
ちょっと展示点数が多いので時間はかかりますが、実にいい展示でした。
今週末までですが、オススメです。是非、どうぞ。
コメント
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