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染織工房きはだや 「店主の独り言」

きはだや店主が今日の出来事を語る。喚く。話す。切る。
でも日記は苦手。
皆様の気軽なコメントをお待ちしています。

春告夜

2010年03月03日 | 店主の一日
春告鳥といえばウグイス。山口百恵さんやさだまさしさんの歌にも見た様な気がします。
他にも春告草、春告魚といろいろあるようです。
僕が思うに、十日町に春を告げる夜は3月3日の「さんよ」です。
雪まつりが終わると「もう、雪ほりの心配がいらない」と気が楽になります。
それから約二週間、さんよがくると、なんだか春の近さを感じます。
3月になると町の中でポスターを見かけます。写真は去年も載せたきがしますが、毎年このポスターです。
僕が子供の頃からこのポスターでした。なんとなく版画のような雰囲気ですが、今は間違いなく印刷です。
タラコのような太い唇と真ん中の人の胸毛らしきものが笑えます。
さんよは多聞天のおまつりで、多聞天に米俵を奉納したあと、お堂からまく景品の名前の書いた木札を奪い合います。この札を
取った人がその景品を手にしますが、奪い合いもかなり派手ですし、札も大きくかなり重そうなので、あんなものを投げられても大変だろうと思います。この辺では浦佐のものが有名でなかなかの荒っぽさのようです。
会場には雪の壁もあるし雪の日もありますが、祭壇を照らす灯りも春めいて見えます。
さんよで福餅をもらって、富くじをひいて、帰りに朝日屋で桜餅を買って。。。
奈々子姐さんの春の口癖です。
コメント (2)
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