懈怠石

結晶系、屈折率:100、主要産地:東京近郊、つまりそういう日記

電話の話しのつづき(しつこい)。

2011-06-24 22:03:05 | Weblog
電話の話しのつづきです。
(しつこい)

いわゆる「電話する」ことを
「電話をかける」と言いますが、
この「かける」って動詞は何?
という気がしませんか。

夏目漱石先生は「電話を掛ける」という漢字を
用いたそうです。(『行人』)

これってたぶん、昔の壁掛け型の電話の形態から
きてるんじゃないのかなあと思うんですが
どうなんでしょうね。

辞書にはあまり載ってないらしいですが、
ちょっと古い表現で
「電話をかける」ことを「架電」と言うらしく
てことは「電話を架ける」と書いてもいいのでは
とも思うけど、「架ける」って、
なんつうか「虹を架ける」とか「平和の橋を架ける」とか
メルヘンなこと言いたくなるのは私だけでしょうか。

まあ、ひらがなでいいか、と思いますけど。

ちなみに漱石先生も
当時としては貴重な電話をお持ちだったそうですが、
けっこうな電話嫌いだったそうで
普段は受話器をはずしたままにしていたらしい。
じゃあ買うなよ。

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