懈怠石

結晶系、屈折率:100、主要産地:東京近郊、つまりそういう日記

30歳の方がはるかに若いと思った日

2004-11-13 11:44:43 | Weblog
バイト先でだらだらと時給泥棒をしていたところ、研究室の先輩でもある社員T兄さんがいきなりバイト席にやってきました。
うわークマさんの落書きしてんのバレたーと思ったら、知り合いのライブが今夜吉祥寺であるのでちょっと顔貸せ、と、まったくもって偉そうに誘って頂きました。
ありがたく、たからせて頂きます、と。

んで、さっさと仕事を引き上げて兄さんと吉祥寺に行き、バンドの相方(兄さんは名刺の肩書きがリーマンミュージシャン)さんと落ち合ってライブハウスとやらへ潜入。
ちなみに、私は音楽に全く疎く、ライブハウスというものは人生で数回しか足を踏み入れたことがないような人間です。
しかも全て友人の付き添い。
惚れた男がLUNA SEAのコピーバンドをやってるので付いてきてー、とかね。

そういうナルシシズム全開なイメージがライブハウスには付き物かと思っていて、ただ酒だけを期待して行ったのですが、これが中々面白かった。
バンドは四組出たんですが、最初と最後が良かった。
ジャズヒュージョン、というジャンルになるそうです。
そんなカタカナ言われてもわかんないってば。
わからないなりにサックスの歯切れの良い演奏と、大音量が心地よい振動を与えてくれて、踊りはしないなりに気持ちよくビールが飲めました。

ちなみに3組目に出た色物バンドは、「気持ちよければいいじゃん」という歌詞を10分ほどエンドレスで叫ぶという、拷問に近い名曲を披露。
ベースの人が江頭に似てまして、後ろで機材に上ったり、叫んだりして全然演奏していないのが印象的。

隣に座っていた女の子に声をかけられ(普通ライブハウスでは「ナンパ」の方がメジャーらしいんですけど、無念)、二人で結構おしゃべりしてましたら、その江頭似の奥さんということが判明。
私文句言ってないよな、どきどき。
今までの会話を頭の中で反復している私に一言、
「ツレの方たち、面白いですねー。すごい目立ってるよー」

フロアを見ると、吉祥寺のライブハウスに不似合いなスーツ姿の30歳が約二名、飛んだり跳ねたり、叫んだり抱き合ったり。
確かに一番目立ってました。

ちょっと恥ずかしいかも。

ライブの後は、32歳に手を出してしまった兄さん、今付き合ったら絶対もれなく結婚!とか言って悩んでいるのを説教してタダ酒飲んで帰宅。
今日も良い一日でした。

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