後期に向けて

　娘たちの夏休みも今日で終わり、選挙も終わりました。
　彼女たちの宿題は何とか終わったようですが、この国の宿題は山積みです。
　先週も、学生が研究室を訪れ、国の政治について学生同士でも話が出ているという話を聞きました。
　とても喜ばしく思う反面、保育者や教育者の待遇改善を現場レベルから訴えていってほしいと思います。
　私自身、恩師から「この国にとって一番大事なことは何か？」という問いに「教育です。」と答えて、それが仕事になりました。
　今では、堂々と答えることができます。この国にとって一番大事なことは教育だと確信を持って答えることができます。
　今後も、保護者・地域の皆様に信頼・賛同してもらえる保育者・教育者養成に向けて力を注いでいきたいと思います。
　学生諸君、後期もよろしくお願いいたします。
　

　
　　

親友からのメッセージ

　昨日、九州のミッションスクールで教鞭を執っている親友からメールが届きました。
　被爆した同窓生が、生き残った卒業生を集めて同窓会を開くという番組でした。
　視聴後、さまざまな思いが交錯しました。被爆後、懸命に会社を興して無我夢中に生きてきた人もいれば、
「友が死んで自分だけが生き残ってしまった」、「家族の墓守をするために今も生きている」と自暴自棄な青春期を送った人もおられました。
どちらがどうだというよりも、被爆によって亡くした家族や親友、そして見ず知らずの人々が苦しみの中で息を引き取った姿を見た人々は皆、
心と身体に癒しようもない傷を負っているという現実を改めて考えさせられました。
　視聴後、早速感想をメールしました。
　こうしたメールのやりとりを通して、親友と心通わせられることを心から感謝しています。
　

ああ金沢は今日も雨だった 「いしかわ学」の告知

　今年の夏は日照不足間違いなしです。
　金沢は今日もどしゃぶりです。雨の音で蝉の鳴き声がかき消されてしまっています。

　さて、ここで一つ告知をさせていただきます。
　平成２１年度公開講座　いしかわ学　主催　大学コンソーシアム石川
　９月１５日（火）１９：００～２０：３０　石川県広坂庁舎
　『郷土の文学を楽しむ』　講師　中島　賢介
　これは、毎年行っている短期大学部における同名の講義のダイジェスト版をしようと考えています。
　タイトルが示す通り、受講者が「楽しむ」講座です。専門的で高度な講義ではありません。気軽に参加してください。受講料は無料です。
　この事業は、石川県からの委託事業として大学コンソーシアム石川が実施します。
　くわしくは、下のＨＰをご覧下さい。　
　http://www.ucon-i.jp/contents/ishikawagaku/ishikawagaku.pdf
　

学会発表決まる これからが大変

　本日、ある学会から発表の許可が下りました。
複数研究者が一つの発表をする理系の学会と異なり、発表準備は一人で地味に作業しなければなりません。
　また、私の場合、年に何度も発表する知力も体力もありません。年々、いろんな方面の仕事がかさみ、身動きが取れない事情もあります。
　それだけに毎年着々と学会発表、学術雑誌への投稿、著作の出版へと業績を積み上げておられる方々を見ると驚きを隠せません。
　ただ、私はこうした少ない研究発表の場を大切にして、質問者の質問や意見にヒントを得ながら、何とか研究を形にすることだけを考えています。
　
　

MISSION MOVE Vol.1 配る

　学部広報誌「MISSION　MOVE」ができました。
　プレ企画では、戸田学科長の特集を組みましたが、今回は坂田先生と金森先生の特集です。
　金森俊朗先生は、「いのちの教育」で全国的にも著名な先生です。全国的に講演活動を展開されていますが、
その一方、学内においてはいつも若手教員や学生にエールを送ってくださいます。
　坂田嘉郎先生は、長年の大学教員としてのノウハウを我々教員や学生に対して惜しむことなく披露してくださいます。
　「しまった」と思う所にいつもいて下さるので、とても感謝しています。
　先生方の魅力がつまった広報誌です。ご希望の方は北陸学院大学まで。