新装!中島賢介研究室

勤務大学における授業内容や雑談に関する説明などを中心に綴ります。よかったらお立ち寄りください。

朗読会レポート

2010-01-27 10:55:34 | 授業
 先週、3人の詩人をお迎えして、自作多作の詩の朗読と、詩作や同人誌に関する話を頂戴しました。
 「学生に『詩を書きたい』と思ってもらえれば成功」という目標でしたが、3人の方々の朗読やお話で充分に達成することができました。
 学生のレポートには、
  自分の抱いていた朗読会のイメージとは大きく異なっていた
  どの方の作品にも強い個性が感じられ特徴がよく分かった
  自分も直感を大切にして作品を書いてみたい などの感想が綴られていました。
 (文面はプライバシー保護のため変えてあります)

本日保育参観

2010-01-23 17:20:00 | 子育て
 今日は末の娘の保育参観日でした。
 4歳児クラスともなれば、元気さを持て余している子どもたちも多く、賑やかな中に保育者の大変さを垣間見た思いがしました。
 私は職業柄、子どもとの遊びよりも、遊びの展開の仕方や保育室やホールの使い方、そして絵本棚の方に興味を持って見てしまいます。
 特に並んでいる絵本を見れば、子どもたちが今どんなことに興味を持っているのかが分かり、家庭での会話の助けになります。
 先日会話の中に出てきた『かいじゅうたちのいるところ』もみんなの目に触れるような位置に置いてありました。

 

育てたように子は育つ?

2010-01-22 18:48:29 | 子育て
 子育てに悩みはつきもの。
 何とか自分から夢中になるものを探してほしいとは思うのですが、
 つい夢中になってあるべきことを忘れてしまっても困ります。
 何とかしたい、でも直接親がどうこう言うべきではない。
 ましてや、親が手を出すべきではない。
 その葛藤で子育てを続けております。
 ぜいたくな悩みだとは思いますが、真剣に悩んでいます。
 

学生の発表を参考にして

2010-01-21 09:05:20 | 子育て
 基礎ゼミⅡでは、子どもに関するさまざまな問題や出来事から一つをピックアップし、調査報告するという課題があります。
 今年もゼミ内から多種多様な発表があり、学生の諸問題への関心の高さが窺えるものになりました。
 その中の一つに、「親子の触れ合い遊び」に関する報告がありました。
 日頃、仕事や家事に追われている親でも、仕事や家事をしながら子どもと触れ合う方法を提案したものです。
 これは面白いと思って今朝保育園児に実践してみたところ、ある程度遊んだところで手順や見本を提示しておけば、
普段まとわりついてくる子どもでも自分で遊びを工夫しながら熱中します。
 その姿を観ながら身支度を整えると、あるほど普段の煩わしさが軽減するではありませんか。
 これまでの自分にはこの一工夫が足りなかったのだと反省すると同時に、
学生が教育者保育者になる過程で、親身になって保護者に提案するという姿勢を培ってほしいと心から願いました。

風港新年会に出席

2010-01-17 21:39:30 | 子育て
 本日午後、石川県内で最大級の俳誌「風港」の新年会がありました。
 今年も招待を受け、簡単なスピーチをさせていただきました。
 草田男の句「焼跡に残る三和土や手毬の子」を引いて、65年前の終戦直後の日本、
 15年前の阪神淡路大震災、県内近隣では能登や中越での地震など、被災した場所に暮らす人々にとっては、絶望的な状態ではなかったかと想像されます。
 しかし、そんな中にあっても、ただ手毬で遊ぶ女の子の姿に一縷の希望を見出すことができます。
 引き継いでいく、育てなければならない命があります。
 今の私たちは、こうした無邪気な子どもたちに何を伝えていくのか、そう考えながら生きることがとても大切だと思います。
 俳句作家の皆さまには、これからも溌剌と句を詠み続けていただきたい、その姿や自然への眼差しを後世に伝えていただきたいと訴えました。