新装!中島賢介研究室

勤務大学における授業内容や雑談に関する説明などを中心に綴ります。よかったらお立ち寄りください。

現職の先生のお話

2010-06-30 23:33:21 | 授業
 本日の基礎ゼミⅠ(1年生)、Ⅲ(2年生)では、現職の先生をお招きして、 
 現在に至るまでに経緯や教師生活の中で大事だと思うことなどを話していただきました。
 基礎ゼミⅠでは、講師に若手の小学校教諭の方をお迎えし、教師を志望した理由や教員採用試験合格までの道のり、
 そして現在の生活など、とても分かりやすく、かつ熱のこもったお話でした。
 基礎ゼミⅢでは、国際経験豊富な幼稚園教諭の方をお迎えし、諸外国と日本の保育観の違いや、
 信頼関係を築くために誠意をもって仕事にあたることなど、ベテランらしい説得力のあるお話でした。
 どちらの先生のお話も、学生にとっては新鮮でかつ、これからの学びに参考になることばかりでした。
 この場をお借りして、お二人の先生方に感謝申し上げます。



 

児童文学における動物物語

2010-06-30 02:04:57 | 授業
 本日の専門ゼミは、「動物物語」。
 起源は古代ギリシャのイソップ寓話までさかのぼることができます。
 特に児童文学に見られ、動物の営みを通して、人間としての生き方、
 社会の在り方、自然とのかかわり方などを訴えるものが多いのが特徴です。 
 授業前のイメージは、アニメや映画の影響が大きいせいか、画一的なものだったが、
 今回の授業を通して、動物物語が意外と奥深いテーマが隠されているジャンルであることに気づくことができたとの感想が寄せられました。
 
 
 
  

プレ実習

2010-06-18 08:49:11 | 授業
 幼児児童教育学科の学生は、実習に出る前に必ず「プレ実習」をすることになっています。
 プレ実習が単なる体験学習と異なる点は、実習に出るまでに必要な基礎学力や
 コミュニケーション能力を充分に高めておくという明確な目標があるということです。
 
 ① 基礎学力について
 基礎学力を実習現場に向かってアピールするためには、何らかの客観的な証明が必要です。
 そこで、プレ実習では基礎学力を示す検定試験(英語関連の検定、日本語関連の検定、数学関連の検定)に
 合格するということを条件としています。
 ② コミュニケーション能力について
 プレ実習に参加するためには、自分で実習先に連絡をすることから、事後の報告まで自分で行わなければなりません。
 教員は、学生の報告を聞いた後、今度はどんなことをしてほしいかといったコメントを伝えます。
 学生は、自分で反省した事柄に、教員からのコメントを加えて今後の課題とします。
 このようなやりとりを通して、コミュニケーション能力を高めていきます。
 そして、自分が取得したい免許・資格の実習に対して、スムーズに取り組めるようになるのです。
 

スイーツを試食

2010-06-17 21:26:04 | 日々新
 北陸学院大学「スイーツ研究所」では、地元でとれた食材(じわもん)を利用して味はもちろんのこと、栄養価にもこだわったスイーツを開発しています。
 今日は夏野菜(これ以上は企業秘密!)を素材としたスイーツの2回目の試食。
 見た目にも、そして味も、前回と比べてかなり美味しく仕上がってきています。
 今年になって、石川県菓子青年会との夢のコラボが実現し、ますます研究所への期待が高まってきています。
 とはいえ、所員の皆さんは大のスイーツ好き。
 前回同様会議があって一緒に試食できませんでしたが、時間があれば直接食べた感想など楽しく語り合いたいと願っています。
 頑張れスイーツ研究所!

幼年童話の意義

2010-06-16 23:43:44 | 授業
 昨日の専門ゼミⅠでは、児童文学でも曖昧なジャンルである「幼年童話」の魅力について考えました。
 幼年童話は、4、5歳あたりから9歳までの子どもを対象にした物語文学だとされています。
 就学前から小学校中学年までは、子どもの言語発達や想像力、読むことへの自立性が高まる時期だと言われています。
 それだけに、物語の長さや語彙にも幅があります。
 本学の図書館は幸いにも児童文学関連の書籍が豊富なこともあり、テキストに登場するさまざまな幼年童話を借りてきて比較してみました。
 幼年童話に共通して言えることは、それらが一度のみならず、幼年期に何度も繰り返されて読まれているということです。
 それだけ完成度の高い作品であるといえるでしょう。
 親の実感としては、親が楽しく読み聞かせた本は、大抵成長してからも子どもがその内容をしっかり覚えていたり、
 子どもが自分から何度も読み返したりしています。