新装!中島賢介研究室

勤務大学における授業内容や雑談に関する説明などを中心に綴ります。よかったらお立ち寄りください。

来年への意気込み

2009-12-31 08:47:15 | 子育て
 来年は寅年。虎に関する故事成語では、「虎の威を借る狐」、「前門の虎、後門の狼」、「虎穴に入らずんば虎児を得ず」などがあります。
 いずれにせよ、虎には危険で獰猛、大胆で勢いのあるイメージがありますが、動物園で飼い慣らされた虎はいたってのんびりしています。
 以前、ある動物園で虎が食餌するというので半時間ほど待ったことがありました。
 さぞかし勢いよく食べるのだろうなと見ていたら、その日は調子が悪かったのか動作が鈍く、肉に挑みかかるというよりも、取りあえずもらっておくといった感じがしました。
 野生の虎ならば決してこういった態度はとらないでしょう。
 与えられることが当たり前になってしまうことほど恐ろしいことはないと思いました。
 この動物園の虎の姿こそ、今の私たちの姿なのかもしれません。
 ことわざに見られるような野性味あふれる虎を目指します。
 タイガースも頑張れ!

父親の会 忘年会

2009-12-29 10:00:55 | 子育て
 今年最後の忘年会は、娘の通う小学校の父親の会でした。
 いつもは父親として子どもの育ちにどのように貢献するかを考える集まりで、打ち上げなどは子ども連れというケースも多いのですが、今回は父親のみの会でした。
 異業種異年齢の楽しい集まりです。
 各企業のさまざまな御苦労や裏話が興味深く聞かせてもらっています。
 異業種異年齢の集まりには私なりにこだわりがあります。
 教職員の世界はとかく狭小で、こじんまりとまとまりすぎたり、方向性が固定化されがちです。
 子どもたちに社会の広さ深さを教えなければならない立場にありながら、学校の外のことを何も知らないという人が多いように思います。
 こうした異業種異年齢の集まりに数多く参加することで、新しいものの見方や考え方、世間の評価など本音の部分を聞くことができます。
 今年もあと僅か。しっかりと反省して、来年の計画を立てたいと思います。
 お読みくださったお一人ひとりにとって来年がよい年になりますようお祈り申し上げます。
 

 

ミッション・ムーブ 第2号

2009-12-23 23:50:37 | 子育て
 大学広報誌「ミッション・ムーブ」第2号が出来上がりました。
 幼児児童教育学科からは音楽担当の先生と私が登場しています。
 ちなみに、私は今年度採択された文科省学生支援推進事業について解説しています。
 入手希望の方は、大学の入試広報課までメールで問い合わせてみてください。
 その際、必ず「中島のブログを見て」と言ってください。

 明日は教会でキャンドルサービスとキャロリングがあります。
 皆さんで主のご降誕をお祝いしましょう。

雪また雪、そして雷

2009-12-18 23:21:29 | 子育て
 今年も雪の季節がやってきました。
 降る直前にタイヤを換えたので、何とか助かりました。
 今年も雪はいきなり降るという感じではなかったので、さほど交通状態も悪くないようです。
 ただ、こちらに来る方はある程度覚悟しておいた方がよさそうです。
 雪とほぼ同時に訪れるのが雷です。冬の雷は何度聞いても恐ろしく、気持ちの良いものではありません。(こちらではこの雷を鰤起こしと呼んでいます。)
 明日の朝も車の雪を落とすことから始まりそうです。
 


郷土の文学を楽しむ -先人は何を伝えたかったのか-

2009-12-16 08:54:05 | 授業
 今回の「郷土の文学を楽しむ」では、石川に伝わる昔話を紹介します。
 といっても、地元で育った学生たちにとっては、小さい頃聞いたことがあるような話ばかりですが。
 問題は、この昔話はある意図を持って伝えられているということです。
 伝承の過程において、ストーリーや登場人物が異なっていくというようなこともあったでしょう。
 いずれにせよ、その時々に親から子へ、子から孫へと継承していくべきものがあったからこそ、これらの話が残っているのではないでしょうか。
 今回は、こうした郷土の昔話を読む中で「継承していくべきもの・こと」について、受講生と一緒に考えていきたいと思います。