新装!中島賢介研究室

勤務大学における授業内容や雑談に関する説明などを中心に綴ります。よかったらお立ち寄りください。

「したい」と「する」との違いは何か

2013-05-17 10:53:53 | 授業
 キャリアデザイン概論Ⅰの専門職の部第2回目を行いました。
 授業後回収したコメントペーパーには、「これから~したい」、
 「今後~してみたい」、「~してみようと思う」という文末表現が
 多く見られました。

 社会に出ると、こうした表現はあまり使わなくなります。
 いや、こうした表現を使用する際には、実際には「できないこと」に
 対して使われることが多いようです。
 よって、冒頭の表現をいくら書いても、信用してもらえません。

 社会では、「~したい」ではなく、「いつまでに~する」、
 「どのように~する」ということが問われます。
 つまり、 願望だけで終わらせるのではなく、
 そこに緻密な計画や強い意志をきちんと表現することが
 求められているのです。
 
 無論、そう書いたとしても、必ず達成されるとは限りません。
 しかし、そう書くことで他人に見てもらえるものを書くことが
 できるようになるのです。 

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