DrKの株日記

現役医師が仕事の合間をぬって株と格闘するブログ

スズメがいない

2012年02月20日 | Weblog
「虫や鳥や木が消え始めたら、次は人間が消えていく番だ」

南風椎の「森日記」から
森はまだ生きているのだろうか2011.07.27 Wednesday
この森に住みはじめて10年になる。
ここ数年は本来の仕事を再開したので、森に出ることは少なくなっていた。
でもそれまでの6,7年間は一年中毎日朝から外に出て、里山仕事、野良仕事、庭仕事をやっていた。だから四季それぞれこの森のどこで何が起きていて、ぼくが何をしなければならないか、は完璧に把握していた。

ところが3.11以降、森はすっかり顔が変わってしまった。
ぼくが知っている森ではなくなったのだ。
小鳥がこなくなったことは震災の一週間後に「沈黙の春?」という日記で書いた。状況はその後も変わっていない。小鳥たちは皆無ではないけど、ごくたまに1,2羽見かけるだけ。以前のように群れをなして飛んでくることはなくなった。

夏になってからはセミがいない。去年も酷暑のせいでセミが少ないと書いたが、今年は少ないのではなく、いないと言ってもいい。しかし皆無ではない。ときどきカナカナが一羽、ミンミンが二羽とか鳴いているのが聞こえるくらい。数えられるのがさみしいね。東京からきた小学生が「うるさーい!」と両耳をおさえるようなセミ時雨の森だったのに。

この森の蚊は数が非常に多く凶暴であると、日記に書いたことがある。
蚊もいなくなった。おとといは試しにノースリーブのTシャツに半ズボンという無謀きわまりない出で立ちで、森を20分ほど散歩した。去年までなら全身腫れ上がるほど刺されただろうに、両足を一カ所ずつ刺されただけだった。蚊が皆無でないとわかってほっとしたほどだ。

アゲハなどの蝶はわりに見かける。つい最近まで何ヶ月も安全なサナギに包まれていたからではないだろうか。

クモの巣がなくなった。去年までは家の周りを歩くのにも、長い棒を持って巣を払いながらじゃなきゃ歩けないほどクモたちはたくさんの巣を張りめぐらせていた。
今年は低い木陰をのぞきこんで探しても見つからない。皆無だ。
クモ自体が消えたのか、巣を張ってもつかまる虫がいないためやめてしまったのかはわからない。

この森が異常な事態であることは断言してもいい。
街のコンクリートやアスファルトに積もった放射能は雨が流してくれるけど、土や草むらに降る放射能は積もり続けるので危険だとも聞いた。
森は土と草むらの上に乗っかっているものなのだ。

昔教わった生態学の基礎の基礎はこうだった。
「虫や鳥や木が消え始めたら、次は人間が消えていく番だ」

ぼくたちは今、知らされているよりはるかに大きな危機の中で茫然と立ち尽くしているだけなんじゃないか、という思いは日々強くなっている

(院長の独り言様のブログより)

いえね、今日は原発の記事を書くつもりじゃなかったんですよ。
うちの親と喋ってて
今年はスズメが異常に少ない
そればかりかメジロもヒヨドリも
うちの庭に1羽も顔をみせてくれないって話だったんですよ…

それで「スズメの数が少ない、平成24年」でgoogle検索すると
放射能にたどり着いたんですよ
自分でもびっくり!

本当に少ないのかな?
親が言うには
ここに住み始めて20年になるけど初めて…
ぐらいの少なさらしい
…っていうか、少ないんじゃなくって
1羽もいないのだけど!

皆さんもそんな感じに
気がついた人います?

どこに行っちゃたんだろ?

確かに今年のセミの少なさには自分も気がついていた
でも暑さのせい?とか思ってた…
だってセミが鳴いてなかったんだもの(笑)

これってやっぱり変…なのかなぁ?

中国人民銀行、預金準備率0・5%引き下げへ

2012年02月20日 | Weblog
中国人民銀行、預金準備率0・5%引き下げへ

【北京=幸内康】中国人民銀行(中央銀行)は18日、追加の金融緩和策として預金準備率(市中銀行が預金総額のうち中央銀行へ義務的に預け入れる額の比率)を24日から0・5%引き下げると発表した。

 準備率引き下げは、昨年12月以来、約2か月半ぶり。引き下げの分だけ市中に出回る資金量が増え、中国景気の下支えを強める意味合いがある。

 今回の引き下げで、大手銀行に適用される準備率は20・5%となる。中国は昨年12月に約3年ぶりに預金準備率を引き下げ、金融政策を緩和方向へ転換させた。

 中国の昨年10~12月期の国内総生産(GDP)の実質成長率は前年同期比8・9%増で、4四半期連続で成長率が鈍った。今年に入っても、欧州の財政・金融危機の影響で欧州向け輸出が減るなど、中国経済の先行きは不透明感が強くなっている。

(2012年2月18日22時29分 読売新聞)

(引用終わり)

12月1日のブログ 中国が預金準備率引き下げ、4000億元が市場還流

12月の時点で年末から現在に至る株高を予言して
そのとおりになっているのだが
今回更に中国の金融緩和政策が打ち出されたことで
もう少し株高が継続するんだろうと思う。

先週のダウ、日経の上がり方はなにかおかしかったのだが
やはりこういうニュースが漏れていたのだろう。

今、世界の株価に先行する指標は
中国の金融政策であると自分は思っているし
実際そうなんだと思う。

自分の持ち株ももうちょっと利益をうんでくれそうだ(笑)

最近ブログの更新がいい加減でスミマセン。
いろいろ実生活が大変なもので…(笑)

天皇陛下と狭心症と放射能

2012年02月20日 | Weblog
天皇陛下 冠動脈手術“順調に終了”

天皇陛下は、東京大学附属病院で18日午前から心臓の冠動脈のバイパス手術を受けられ、手術は、午後3時ごろ無事に終わりました。
医師団は午後6時すぎから記者会見し、「手術は順調に終わった。特に気になる点はまったくなかった。天皇陛下は出血がほとんどなく、麻酔からのお目覚めも順調だった」と述べました。

天皇陛下の手術の執刀は、午前11時1分から東京大学附属病院の中央診療棟の手術室で始まり、3時間56分後の午後2時57分に終わりました。
東京大学附属病院では、午後6時過ぎから、手術にあたった、東京大学の小野稔教授と順天堂大学の天野篤教授らが記者会見しました。
この中で、「手術は予定どおり進み、順調に終わった。確認しながら進めたのでこの時間になったが、特に手術中に気になる点はまったくなかった。天皇陛下は、出血がほとんどなく、麻酔からのお目覚めも順調だった。バイパス手術によって血流が非常に豊かになったことが分かり、手術のタイミングはベストだった」と述べました。
手術は成功したのかという質問については、「天皇陛下が手術前に希望された公務や日常の生活を取り戻された時点で初めて成功と言えると思う。医師団もその日を楽しみにしている。現状で、成功かどうか判断は、時期尚早だ」と述べました。
手術を終えられた天皇陛下の様子について、医師団は「麻酔から覚められた天皇陛下に、『気分はいかがですか』と伺うと、天皇陛下は『よろしい』とうなずかれた。集中治療室で手術内容について詳しく説明したところ、非常に喜んで、深い感謝のことばを述べられた。面会された皇后さまが「お体はいかがですか」とことばをかけられると、天皇陛下は、問題ないといわれているように首をたてに振られていた。皇后さまが黒田清子さんと共に手をさすられると、天皇陛下は「気持ちいい」と話されたので、私たちもにっこりしました」と話しました。
皇后さまが集中治療室を出るときに、「お体をお大事にして下さい。あすまた参ります」と言われると、天皇陛下は「ありがとう」と話されたということです。
これからについて医師団は「今晩かあすの朝、水が飲めるかどうかを確かめ、あすの昼からは食事をされる予定で準備をしている」ということです。
また、「あすかあさってにはベッドから立ち上がりリハビリを始めていただければ」としています。
そして20日、月曜日の午前中には集中治療室を出て特別室に戻られ、不整脈や感染症にならないよう慎重に術後管理を行い、入院期間は2週間程度を予定しているということです。

(引用終わり)

11月19日のブログ 天皇家とマイコプラズマと放射能

6月18日のブログ 原発作業員は何人死んでも健康被害なし

まず、天皇陛下のような高齢の方がマイコプラズマにかかるのはすごく稀で
「なにか」がなければ起こらないと述べた。

そして被曝者の殆どは心疾患で死亡することも述べた。

これらは放射能と無関係なのだろうか?

循環器疾患というのは遺伝と大きな関係を持つ
つまり高血圧、狭心症や心筋梗塞に罹患するには
家系が大きく関わっている。

しかし天皇家は自分の知る限り
あまり心疾患の罹病率が高くないような気がするのだが…
(これは自分の推測ですw)

だいたい、天皇の病気を
放射能と結びつけて考えるのは
自分ぐらいだし
オカルトと呼ばれても致し方ない(笑)

でも、こんな考え方もあるんだよって
問題提起ぐらいはしておかないとね。

でも、天皇陛下がご無事で何よりです。
マスコミが天皇のことを卑下したり
アメリカが陥れようと宣伝したりしても
天皇家を心配する国民の数は
結構いるんだなって
今回ちょっと安心しました。

早い回復をお祈りしております。