お城でグルメ!

ドイツの古城ホテルでグルメな食事を。

名古屋城

2019年12月03日 | 旅行

「名古屋城は徳川家康が豊臣氏に対する最終防衛拠点として天下普請によって築城させた城です。初代城主は徳川義直で、徳川御三家のひとつである尾張徳川家17代の居城として利用されました。伊勢音頭にも「伊勢は津で持つ、津は伊勢で持つ、尾張名古屋は城で持つ」と歌われているように、古くから名古屋のシンボルとして扱われてきました。天守台の石垣は加藤清正が担当したといわれています。大天守に上げられた金のシャチホコは築城当初のものではありませんが、同じ方法で復元製造された金板張りの木造鯱で、現在は名古屋城でしか見ることができません。また、築城当時は最上層のみ銅瓦でしたが、1755年(宝暦5年)に行われた修復工事の際にすべて銅瓦拭きとなっています。この緑青の屋根も名古屋城の大きな特徴です。2009年(平成21年)から本丸御殿を復元しており、現在その一部が公開中です。」

これはネットで閲覧可能な紹介文です。

   

名古屋城 1 ・ 名古屋城 2

  

名古屋城 3 ・ 名古屋城 4 と 菊の展覧会 

その名古屋城のお堀に面してホテルがあります。玄関前にシルクハットをかぶったドアマンがいて高級感が漂っています。今まで何度か商号が変わったけれど、現在 「ホテル・ナゴヤキャッスル」 というこのホテルは1969年に開業したそうです。外観も客室も特筆に値する特徴はありません。

  

ホテル

私の部屋はツインルームのシングルユースなので広々としていて、真正面にお城が見えます。

   

昼 ・ 夜

ホテルの地階にある 「日本料理 西の丸」 というレストランで夕食をとりました。テーブル席もあるのですが、私はひとりなのでカウンターに案内されました。でも、仕事をする料理人といろいろ話が出来て良かったのです。

  

カウンター ・ ノンアルコール柚子酒 と 水

飲み物は、珍しいノンアルコールの柚子酒にしてみました。濃いジュースの感じです。氷が多すぎると何だか損をした感じがしますね。

旅行中は野菜が不足気味になりがちなので野菜サラダを注文し、梅ドレッシングをかけてもらいました。野菜が新鮮で旨い。紅葉をあしらった皿は魯山人の作ですね。コピーかな?

   

野菜サラダ ・ 手羽先

料理はもちろん名古屋の名物を頼みました。

前菜は名古屋コーチンの手羽先で、カラメル風のソースがからまり胡麻が付いています。味は美味しいのですが、老鶏の肉かと思うほど硬いのです。名古屋コーチンは野を走り回って育つから肉が硬い、とは、カウンターの後ろにいる料理人の言。

  

ひつまぶし

   

そのまま ・ 汁かけ

そして鰻のひつまぶしです。食べ方に規則があって、まずそのまま食べる、次に海苔とわさびとネギを入れてだし汁をかけて食べる、残りは好きなように食べる、そうです。旨い。不思議にもわさびがよく合うのです。何と、山芋の漬物があります。面白いけれど、漬物としてはもう少し歯ごたえがあった方が私は好きです。

  

「金シャチ横丁」 ・ 抹茶入り冷水

翌日の昼食は、名古屋城の正門にほぼ隣接して 名古屋名物を食べさせる店が並ぶ 「金シャチ横丁」 で食べました。みそかつ丼御膳です。城内を歩き回った後で、抹茶を少し混ぜた冷水を飲めるのはうれしいですね。丼のご飯を、白ごはん、雑穀米、菜めしの3種類から選べるということなので菜めしを選び、味噌汁の代わりに豚汁にしてもらいました。ほかにマグロの料理や根菜の煮つけなどが付き、紫芋で作った豆腐は塩で食べるように指示がありました。漬物は奈良漬けとキャベツです。

  

みそかつ丼御膳

私が名古屋で約45年前にトンカツを味噌ソースで食べたときはソースがとろりとしていた記憶があるのですが、今日はほぼ水様です。さらに味がきつく、もう少しまろやかさが欲しいところです。肉自体は柔らかいけれど味がイマイチですね。そして最後の方、ソースをたっぷり吸ったご飯が塩辛いのです。久しぶりの味噌カツへの期待が大きかったので、いささかがっかりした昼食でした。

名古屋の名物は他にもきしめん、ういろう、エビフライ、天むす、あんかけ、パスタなどがありますが、滞在日数が少ないので次回に持ち越しましょう。

  

「バランス弁当」

名古屋での2晩目は部屋でのんびり過ごしたかったので、夕食は名古屋名物ではないけれど、買い物に行ったデパートの地下で手に入れた 「カラダにうれしい 管理栄養士監修 バランス弁当」 にしました。量も少なく味もまあまあ結構でした。

 

[2019年12月]

 

 

 

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